10倍速く書ける超スピード文章術|悩まず一気に書き終わる

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みなさん、こんにちは。

ITサポートSORAの関口です。

いきなりですが、みなさんに質問です。

みなさんは、本を読みますか?

いま、ネットで必要な情報を簡単に検索できるので、本を読む人は少ないのかなと思います。

しかし、読書は検索結果だけでは選らない情報や気づきに出会うことがたくさんあります。

読書の本当の楽しみは、本を読むことにあるのではなく、自分の中のあらたな「気づき」との出会いにあるのだと思います。

本を読むときに、ただ文章を読むのではなく本(著者)に質問や対話することを意識することで、今の自分にとって必要な気づきやヒントが得ることができます。

今月から仕事の生産性を高めるひとつとして、ビジネスに関する本を読んだときに、私自身が学んだこと、気づいたことをブログに書いていきたいと思います。

1冊目は上坂徹著の「10倍速く書ける超スピード文章術|悩まず一気に書き終わる」です。

それでは、読書前の質問からはじめていきましょう。

目次

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読書前の質問

文章作成に時間がかかる理由は?

小学性のとき「作文」を書かされた思い出はありませんか?

「運動会の感想文」や「読書感想文」などが宿題としてだされて、何をどう書いたらいいか、どう書き始めればいいのかを悩んだこと、今でも覚えています。

書きたいことがないのに、無理に作文を書こうとするから、文章を書くのに苦手意識を持ってしまう。

そして、そのまま大人になり、会社での企画書や報告書などのビジネス文章を書くときも、何をどう書いたらいいのかを悩んでしまう。

文章執筆に時間がかかる最大の原因は、ゼロから文章を作ろうとすることです。

小学性のときの作文は、運動会の感想や読書後の感想を書くもので、自らが体験し感じ得たことを文章にして書く必要があった。

しかし、企画を伝えるための企画書、出来事を伝えるための報告書、業務を進めるために交わすメールなどのビジネスで使う文章には、明確な目的と素材がある。

明確な目的と素材があれば、文章は早く書けるようになる。

文章を書くスピードを格段に速くするたった1つの秘訣は、この「素材」を意識することです。

素材を意識するとは、「どう書くか」ではなく「何を書くか」に集中するということです。

心理カウンセリング空

文章を早く作成するために必用なものは?

リアルタイム通信が可能になった現代では、「LINE」などのツールを使い、短い文章でコミュニケーションが交わせるようになった。

LINEで交わされているのは、「うまい文章」ではなく「必用な情報」なのです。

そして、「用件だけ」で十分有益なコミュニケーションができるという事実です。

ビジネス文章を書くときに、小学生の作文のような「感想」は不要。

ビジネス文章では、自分が伝えたいと思っていることが、そのまま相手に伝わればいいだけ。

自分が伝えたくてたまらない素材を集めると、文章は速く書けます。

文章を早く書くためには、伝えるために必用な素材をたくさん集めことからはじめること。

超スピードで文章を書くには?

それでは『超スピード文章術』で紹介されている5つの手順を簡単にご紹介します。

書く目的と読者を定める

小学生のときの作文は、作文を書いて先生に提出することが目的だった。

しかし、ビジネス文章は違う。

ビジネスでは、上司に提出するための文章は書かない。

企画を説明したり、商品を紹介したり、納期のスケジュールを調整したりと、自分と相手との間で伝えるべきこと(目的)があるなかで文章を交わしている。

書く前に、素材を集める前に「真の目的」を確認する

文章を書くとき伝えるべき目的と読者を決めないと、文章を書くことが目的となり伝えるべき言葉が出てこない。

では、文章で伝えるべき目的とはなにか?

「その文章を読んだ読者に、何を感じてもらいたいのか?」というところまで決めることで初めて、正しい素材を集められるのです。

これは「文章の読後感を決める」と言っていいでしょう。

こちらが伝えたいと思っていること、読み終えた相手が感じとれるような文章であること。

言い換えれば共感してもらえるような文章であること。

まだ、なにも知らない読み手に、何をどう説明をすれば共感してもらえるようになるのか?そのために必用な素材を集めることが次のステップ。

素材を集める

著者は、文章を構成するために必用な素材として「独自の事実」・「エピソード」・「数字」と紹介をしている。

では、素材を集めるためにはどうすればいいのか?

1つ目のルールは、「文章の目的をはっきりさせる」こと。

「何のためにその文章を書くのか?」を明確にするのです。 その文章で 何を感じてもらいたいのか?
~中略~
正しい素材を集めるための2つ目のルールは、「読む人をイメージすること」。 つまり「読者を決める」こと

誰に何をどのように伝えるのか?その為にはどんな素材が必要か?を、あなたの考えと相手の視点から考えることで、相手に伝わるために必用な素材が見つかる。

素材を組み立てる

•書く前に、最初にやることは、集めた素材をすべて「見える化」することです。

見つけた素材は、ノートや付箋などに書き出して「見える化」する。そして、相手に伝わるように素材を並び替えていく。

相手が理解できるレベルで、相手にわかりやすい順番や論理を、素材を見ながら構成を考える方法をとります。

また、論理的に考えることが苦手な方は、相手をイメージしながら会話をシミュレーションすることで、わかりやすい順番が見えてくる。

「目の前に読者がいるとして、その相手にしゃべって伝えるならどんな順番にするか?」を考えるのです。

一気に書ききる

原稿用紙に作文を書いていたころ、手戻りができないため、一字一句間違えないように書いていた。

しかし、デジタルでの文章作成では、そんな心配は不要。

正しい文章を書くよりも、一気に書き上げることが大事。

推敲して整えることを前提に、まずは書ききる。
~中略~
最初は、誤字も表現も気にせず、一気に書き切る。「あれ、さっき何を書いたっけな?」と後戻りしない。

間違っている文章を修正しないのは、正直気持ちが悪い。

修正したい気持ちをグッと抑えることで、確かに書く速度は速くなる。

『超スピード文章術』を読んで、この点が1番勉強になった。

見直す

文章を書き上げると「書き終えた~」という達成感があり、そのまま提出や公開をしたくなる。

しかし、前ステップで一気に書き上げており、誤字脱字だらけの文書のため、客観的に見直しが必用。

私の推敲のポイントは2つだけです。

1つは「読みやすくする」こと。もう1つは「わかりやすくする」ことです。

読者の気持ちになって、読みやすい文章か?わかりやすい文章か?をしっかりと確認していくことがポイント。

早く書ききる利点がもう1つあります。 文章を「寝かせる」ことができる、ということです。

文章を早く書けると時間的ゆとりがうまれる。

時間的ゆとりができると文章を寝かせてから客観的に見なおすことができる。

文章を書くときは主観で書いている。

しかし、主観で書かれた文章は誤字脱字に気づけなかったり言葉の説明不足があったりするので、時間をあけて客観的に見なおすことが大事。

私もブログを書き終え文章を見直した後でも、翌日になると新たな修正点が見つかることがほとんどです。

まとめ

文章を作成するときに必用なのは、文章の読み手と伝える目的。

それと、相手にわかりやすく伝えるための素材。この3点が揃えば、自然と言葉や文章は思いつく。

文章もコミュニケーションツールのひとつ。

言葉で伝えるのも、文章で伝えるのも、相手に想いや考えを伝えるという意味では一緒のこと。

よって、言葉でコミュニケーションができる人は、文章でもコミュニケーションができる人。

小学生のときの苦手意識を捨てて、シンプルでわかりやすい文章を書けるように意識をしていきたいと、『超スピード文章術』を読んで感じました。

『超スピード文章術』では、より詳しい文章術が紹介されています。

文章作成時間を短縮したいと思っている人には、とてもオススメの本です。

参考文献

上坂徹著「10倍速く書ける超スピード文章術|悩まず一気に書き終わる」

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