クラウドサービスからSynology NASへの完全移行!ランニングコスト削減と快適なデータ管理をサポート

みなさん、こんにちは。 埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。

最近はクラウドサービスの利便性が向上してきましたが、一方で気になるのが「利用人数ごとに加算されるサブスクリプション料金」です。この料金は年々値上がり傾向にあり、社員数の増加に伴うコスト増に頭を悩ませている経営者の方も少なくありません。

先日、狭山市の企業様より「現在利用しているクラウドサービスをやめて、自社設置のNAS(ネットワークHDD)へ移行したい」というご相談をいただきました。今回は、その具体的な導入事例をご紹介します。

目次

リモートサポート

1. お客様の課題

クラウドストレージの課題

ヒアリングの結果、お客様は以下のような課題を抱えていらっしゃいました。

  • ランニングコストの増大: ユーザー課金制のため、人員増加と比例して毎月のコストが増加。さらにサービス自体の値上げも続いており、今後のコスト増を見越して自社運用に切り替えたい。
  • 大容量データの扱いに限界: 業務で扱う動画や音楽などの大容量ファイルが増え、クラウド経由でのアクセス速度や保存容量にストレスを感じている。
  • ハイブリッドなアクセス環境の維持: 事務所内では高速に、テレワークや外出先からはインターネット経由で。これまでの利便性を損なわずに移行したい。

2. お客様への提案:Synology DS725+ の導入

NASの提案

コスト削減と業務快適性の両立を実現するため、高性能NAS「Synology DS725+」の導入を提案しました。メリット・デメリットを丁寧にご説明し、NASへの完全移行が決定しました。

メリット

  • 脱・サブスクでランニングコストを最小化: 自社運用に切り替えることで毎月のユーザー課金が撤廃されます。今後、人員が増えても追加コストはかかりません。
  • ローカル環境での高速アクセス: 社内にサーバーを置くことで、重い動画データ等もLAN速度で快適に編集・再生が可能に。保存容量も4TBへ拡張しました。
  • 利便性を維持するハイブリッドアクセス: Synologyの「QuickConnect」や「Synology Drive」により、社外からも安全にアクセスできる環境を維持します。

デメリット

  • 初期費用の発生: NAS本体、専用HDD(HAT3300)、停電対策のUPSなどの機器代、および設置設定費用が必要です。
  • PC設定とデータ移行の手間: 全PCの同期ツール入れ替え(Synology Driveの導入)や、既存データの移管作業が発生します。
  • 自社での運用管理: 機器の稼働監視や、物理的なバックアップ管理を自社で行う必要があります。

3. クラウドストレージからNASへの移行プロセス

クラウドストレージからNASへの移行

業務への影響を最小限に抑えるため、以下の4ステップで慎重に進めました。

  • Step 1:事前セットアップ 事前に弊社にてNASのOSインストール、RAID構築、ユーザー管理・共有フォルダの設計、外部アクセスの準備を完了させました。
  • Step 2:クラウドデータの同期(移行準備) Synologyの「Cloud Sync」機能を使い、既存クラウドとNASを連携。全データを事前にNASへ自動同期(ダウンロード)させました。
  • Step 3:現地設置とPC一斉設定 お客様の定休日を利用して機器を設置。全PCのクラウド接続を解除し「Synology Drive」を導入しました。途中、PCのCドライブ容量不足でフリーズするトラブルもありましたが、別ドライブへデータを一時退避させるなど臨機応変に対応し、全台の移行を完了しました。
  • Step 4:運用確認とクラウド解約 数日間の仮運用期間を設け、業務への支障がないこと、バックアップが正常に稼働していることを確認した上で、元のクラウドサービスを全アカウント解約しました。
設置したNAS

4. まとめ

事前検証と計画的な作業により、大きなトラブルなくNASへの完全移行を実現しました。 結果として、毎月のランニングコストを完全にゼロ(※)に抑えつつ、大容量データをサクサク扱える快適なネットワーク環境が整いました。

お客様からは、Synology Driveのバージョン管理(誤操作対策)や、バックアップの仕組みが「視覚的にわかりやすい」とご好評をいただいています。

今回改めて感じたのは「あらゆるIT機器・サービスが値上がりしている」ということです。

世の中はオンプレミスからクラウドへという流れが主流ですが、コストとパフォーマンスのバランスを考えたとき、自社運用(NAS)という選択肢は今、改めて見直されるべきだと強く感じました。

(※電気代や将来的な保守費用を除いた、月額利用料としてのコスト)

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