みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
先日、北海道のお客様から「新しく購入したパソコンなのに、毎回エラーメッセージが表示される」というご相談をいただきました。
原因は富士通パソコンに最初からインストールされているアプリでした。
今日はその対処方法についてご紹介します。
富士通パソコンを起動時にエラーが表示されるトラブルサポート
お客様からの詳しいお話によると、新しく購入した富士通パソコンで以下の問題が発生していました。
パソコン起動時に「EzSpt Task パラメータが間違っています」というエラーが表示される。
Edgeを起動すると不要な富士通系のタブ(FMVマイページ・FMVサーチ)が表示される。
リモートサポートで調査した結果、これらの問題は、富士通パソコンにプリインストールされているユーティリティや宣伝目的の機能が原因でした。
従来から国内パソコンメーカー(富士通・NEC)では、こうした余計なアプリやユーティリティが最初から入っており、パソコンの動作が遅くなったりエラーが表示されたりする原因となっています。
これらの問題を解決するため、以下の設定を行いました。
→FMVアドバイザーサービスのアップデート
→Edgeから富士通系プラグインFMVマイページかんたんアクセスの削除
また、富士通系パソコンには、McAfeeや詐欺ウォールなどのウイルス対策ソフトが最初から導入されています。これらは一定期間使用後、有料契約を促す画面が表示されるようになります。
ただし、Windows 11には標準でWindows Defender(ウイルス対策ソフト)が搭載されているため、McAfeeの契約は実際には不要です。
今回のサポートでは、McAfeeと詐欺ウォールの削除も併せて実施しました。
まとめ
従来から国内メーカーのパソコンは自社サービスへの誘導が過剰で、快適に使用するためにはこれらのアプリを削除する必要がありました。
現在は以前より改善されていますが、特に富士通製パソコンは昔からの習慣が残っており、購入後まず行うべきことが不要なアプリの削除となっています。
こういうことが原因で企業などでは海外メーカーのパソコンを使うことが増えているのではと感じます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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