ナレーション作成アプリがあることをご存じですか?
今回ご紹介する かんたん!AITalk Ⅱ Plusというアプリはテキスト入力した文字をナレーションとして読み上げるものになります。
ナレーター作成やテキスト読み上げアプリというと動画をつくる人向け とか目が不自由の方のものと思われがちですが、実はいろいろなことに使えるのです。
今日はナレーションアプリ「かんたん! AITalk Ⅱ Plus」をご紹介します。
かんたん!AITalk Ⅱ Plus
かんたん! AITalk Ⅱ Plus(以下 AITalk)の画面構成は下図のようになっています。
画面右側がテキスト入力欄で、左側が読み上げ音声設定欄、下段が単語登録欄になります。
単語登録欄には特別に読ませたい文字と読み方を登録することができます。
AITalkの使い方
AITalkのテキスト欄は幅が狭く入力しずらいので、自分がお気に入りのテキストエディタで文章を作成してAITalkの左側テキスト欄に文章を貼り付けます。
ナレーターと各種設定を選択して再生を押すと
【話者】せいじ ノーマル
読み手と速度をコントロールできる
このアプリのすばらしいところは話者を変えられることと、話者のスピードを自由に変えられるところにありまます。
【話者】かほ ノーマル
【話者】のぞみ ノーマル
【話者】せいじ 速度2倍速・高さ1.5高
話者やスピードを変えることができるので、長文のテキストを読むときに高速で読み上げるなど、文章によって細かな設定ができます。
文章の誤字脱字の軽減に活用
みなさん、パソコンでブログや作文・論文など書くことはありますか?
ブログや作文など誰もが文章を書き終わったあと、自分で自分の文章を読み直して推敲すると思いますが、それでも、誤字脱字をしてしまうことはありませんか?
私はよくあります。
パソコンで文章を書くとき、自分の頭の中では整理して正しく文章を書いているつもりですが、実際には文字の打ち間違いや、文字抜けなどがあるものです。
それを防ぐため目で推敲して心の中で読み上げるのですが、正しい文章を書いている思い込みがあると、打ち間違いや文字抜けに気づけないことがあるものです。
上の音声の途中で、おじいさんの い が抜けて おじさんになっているので、きっと違和感を感じたのではないでしょうか?
自分の文書を第3者が客観的に読み上げることにより、目で見て心で読む推敲よりも早くに文章が組み上がっていきます。
まとめ
文章を書くことは自分が主体的な状態です。
自分が主体的だからこそ文章の小さなミスになかなか気づけないものです。
ナレーションアプリを使い自分の文章を第3者が客観的に読み上げてもらうことで、文字間違いに気づいたり、文書の構成を見なおししやすくなると感じています。
今週のオススメアイテム
■こまかなナレーション設定ができるかんたん! AITalk Ⅱ Plus
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