みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
先日、都内のお客様から「会社ドメインのメールを送信すると、エラーメールが帰ってきて、相手に送信できない」とのご相談をいただきました。
調査の結果、レンタルサーバ会社の共用メールサーバが迷惑メールのブラックリストに登録されていたことが原因でした。
今日はその話について書いていきます。
「会社のメールで送信するとエラーになる」トラブルサポート
詳しい状況をお客様から伺ったところ、「昨日の夕方ぐらいからメールを送るとエラーメールが返ってくるようになり、相手にメールが送信できない。この不具合は会社全員のメールで発生している」とのことでした。
エラーメールを転送していただき、確認したところ、お客様ドメインのメールが迷惑メール扱いになりメールがブロックされていることがわかりました。
インターネット上の迷惑メールリスト(Spamhaus)の登録状況を調査すると、お客様のドメインが利用しているメールサーバのIPアドレスがブラックリストに掲載されていました。
このメールサーバは、レンタルサーバー社の中で共用利用しているサーバ。
メールサーバのIPアドレスが迷惑メールのブラックリストにアップされたことで、会社ドメインでメールを送信してもエラーメッセージが返ってくる原因でした。
問題は、お客様のドメインではなく、メールサーバのIPアドレスが迷惑メールリストに登録されてしまったことです。
そして、迷惑メールリストの解除申請は、メールサーバを管理しているレンタルサーバ会社から行う必要があります。
お客様には「すぐにレンタルサーバ会社に連絡して、迷惑メールリストの解除申請を依頼」をお願いしました。
問題が発生したのは前日の16時頃で、翌9時過ぎにレンタルサーバー会社に状況報告と対応依頼を行い、11時過ぎには迷惑メールリストからメールサーバが除外され、お客様も問題なくメール送信ができるようになりました。
さくらインターネット・Xserveでも同じ問題の案内が表示されていますので、リンクを張っておきます。
■XSERVER社
https://www.xserver.ne.jp/information_detail.php?view_id=9802
まとめ
今回の問題は、お客様のメール(ドメイン)ではなく、契約しているレンタルサーバ会社の問題でした。
今回はレンタルサーバ会社がすぐに対応したので申請から3時間程でメールが使えるようになりました。
ただし、中途半端なレンタルサーバ会社だと、解除まで時間がかかることもあります。
会社ドメインなどを扱うレンタルサーバは、信頼できる会社を選ぶことをお勧めします。
個人的には、さくらインターネットかXSERVEをお勧めします。
私もXSERVEを使っています。
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