スマホに警告画面?実は広告かも|高齢者に多い広告トラブルと対策

みなさん、こんにちは。

埼玉県ふじみ野市の ITサポートSORA の関口です。

スマホ決済やオンライン申請など、いまやスマホは社会インフラの一つと言える存在になっています。

社会インフラとして大切なのは「誰もが簡単に、安全に使えること」ですが、残念ながら現状のスマホ環境はそうなっていません。

特に最近は 虚偽広告 が非常に多く、何が本当で何が嘘なのかを見極めるのが難しくなっています。

先日、近所のご高齢の方から「スマホに警告画面ばかりが出て困っている」とご相談をいただきました。

今日はそのことについて書いていきます。

目次

リモートサポート

スマホに警告画面?実は広告かも|高齢者に多い広告トラブルと対策

実際にご相談者のスマホを確認したところ、スマホを操作して確認すると、通常の画面では警告は出ません。

詳しく伺うと「YouTubeを見ようとしたときに警告が表示される」とのことでした。

実際にYouTubeアプリを開くと、最初に以下のような広告が表示されていました。

PDF版の有効期限がきれました
PDFが古いバージョンです
134枚の写真が永遠に削除される

ご高齢の方はこれを「スマホからの警告」と勘違いしてしまい、不安を感じていたようです。

しかし、実際には 単なる広告で、下にスクロールすれば通常通りYouTubeを利用できる状態 でした。

虚偽広告の仕組みと危険性について

これらの広告は「今すぐ更新が必要です」といった虚偽のメッセージで不安を煽り、不要なアプリをインストールさせようとするものです。

アプリがインストールされることで、広告出稿者に収益が入る仕組みだと考えられます。

出稿元を調べると、海外(中国や台湾など)の事業者によるケースが多い傾向にあります。

また、広告の左下や右上には必ず小さく「広告・スポンサー」と表記されています。

これを見逃さないことが、 虚偽広告を見分ける大切なポイント です。

今回のケースでは、YouTubeアプリの広告設定を調整し、今後は同様の広告が表示されにくくなるようにしました。

広告枠の右側3点リーダーをタップ

マイアドセンターが表示されるので、広告ブロックと「類似の広告の表示数を調整」でーをタップする。

※上記はビジネスソフトウェア広告表示が+になっていたため表示されたようです。

しばらくすると一般的な広告に変わりました。

スマホを安心して使うためにできる対策

YouTubeを無料で利用している限り、広告の表示は避けられません。

ただし、その中にユーザーを騙すような虚偽広告が含まれてしまうのは、大きな問題です。

  • 広告には必ず「広告・スポンサー」と表記があるので確認する
  • 不安を煽る「今すぐ更新」「ウイルス感染」などのメッセージは疑う
  • 不要なアプリはインストールしない
  • どうしても不安なときは専門家に相談する

こうした意識を持つことで、被害を防ぐことができます。

まとめ

スマホは社会インフラであるにもかかわらず、表示される広告の中に虚偽情報が含まれているのが現状です。

Google側の対策も必要ですが、利用者自身が「広告は広告」と冷静に判断することが大切です。

高齢の方やデジタルに不慣れな方にとっては非常にわかりにくい状況ですが、困ったときは一人で悩まず専門家にご相談ください。

安心してスマホを使える環境づくりのために、今後もサポートを続けていきたいと思います。

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