みなさん、こんにちは。
ITサポートSORAの関口です。
最近、インターネット上ではフィッシングや詐欺広告が横行していています。
しかも、最近は詐欺広告の精度が高く、何が本当で何が偽りなのかもわからなくなっています。
先日、埼玉県川越市のお客様から「Windowsセキュリティシステムが破損したので、至急に対応してほしい」とのご依頼をいただきました。
リモートサポートで確認した結果、「Windowsセキュリティシステムが破損した」という通知が詐欺広告でした。
「Windowsセキュリティシステムが破損しています」のトラブルサポート
ホームページに仕組まれる不正なプログラムにより、突如「Windowsセキュリティシステムが破損しています」「あなたは、Windowsドライバを更新していません」とポップアップが表示され、ブラウザがフリーズする。
ポップアップには「更新」や「インストール」ボタンがあり、ボタンを押してアプリをダウンロード・インストールすると不正なプログラムがパソコンに侵入する仕組み。
お客様は「更新」をクリックする前に、ご相談いただけたので不正プログラムのインストールを防ぐことができました。
パソコン内の不正プログラムの確認、ブラウザのキャッシュ削除等を行い、ポップアップが再発しないことを確認しました。
インターネット上では、様々なフィッシング詐欺や詐欺広告がありますが、以下4つの心理的パターンが見受けられます。
- 問題を課す
- 不安を煽る
- 心を焦らせる
- 偽善の提案をする
みなさんも、フィッシングや詐欺広告に騙されないように注意してください。
まとめ
最近のフィッシング・詐欺広告は精度が高く、何が本当で何が偽りなのかもわからなくなってきています。
Windowsのアイコンで「Windowsセキュリティシステムが破損しています。すぐに対策してください」と言われたら焦りますよね。
しかし、それが彼らの手法であり、その焦りが被害を拡大させてしまいます。
不安を煽り焦らせるようなポップアップ警告やメールは無視をすることが1番の安全対策です。
焦らずに対処しましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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