みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
パソコンが快適に動作するときは何も問題ありませんが、時折急に動作が遅くなったり、インターネットに接続できなくなることがあります。
その際、問題を特定せずにパソコンを初期化したり新しく買い替えてしまうことがありますが、それは必ずしも最善の解決策ではありません。
先日、「事務所のパソコンが急に動作が遅くなる」との依頼を受けました。
調査した結果、USB Wi-Fi子機の不具合が原因でした。
今日は、そのことについて書きます。
パソコンが急に遅くなるトラブルサポート
お客様からは「それほど古くないパソコンなのに、急に動作が遅くなることがある。業務で使用しているので、極力Windowsの初期化や買い替えは避けたい」との相談がありました。
リモートサポートでパソコンを調査したところ、ネットワークのタイムアウトが断続的に発生しており、動作が遅くなる原因はパソコン本体ではなく、Wi-Fiの問題であることが明らかになりました。
事務所の他のパソコンではこのような問題はないため、このパソコンのWi-Fiに問題があると判断しました。
更に調査を進めると、問題のパソコンは2014年製のUSB Wi-Fi子機で接続していました。
パソコン本体に問題はなかったので、Wi-Fi子機が原因と推測し、新型のWi-Fi子機を購入しました。
その後、事務所に訪問し、Wi-Fi子機を交換しました。
Wi-Fi子機を交換した結果、通信は安定し、動作の遅さも解消しました。
まとめ
お客様は当初メーカーのサポートにこの現象を相談していました。
しかし、具体的なヒヤリングも調査もなく「まずはWindowsを初期化してください」と言われてしまったそうです。
今回のケースでは、USB Wi-Fi子機の不具合が原因だったので、Windowsを初期化したとしても同じ結果となったでしょう。
パソコンは多数の要素で構成されており、その一部が壊れるだけで全体的な不具合が発生します。
その際に問題の箇所を特定し、適切な対応をすることで、パソコンの初期化などを避けることが可能です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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