みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
先日、5G通信に対応したWindows 11モバイルパソコンを購入しました。
Ymobileのデータ通信専用のSIMを入手し、Windows 11でAPNを設定したところ、SIMは認識するものの圏外となり、通信できない事象が発生しました。
今日はその解決方法について書いていきます。
Windows 11でSIMが圏外になる時の設定箇所
先日、外でもスムーズにインターネットに接続できるようにするために、4G/5G通信機能対応のWindows 11 ThinkPad X1 nano gen1パソコンを購入。
Y!mobileのパケットシェアプランに加入しており、3枚までデータSIMを追加できるため、Y!mobileショップでデータSIMを入手。
ThinkPadにSIMを挿入後、Y!mobileの指示通りにAPNを設定。
Windows 11を再起動してインターネットへの接続を試みたところ、Y!mobileの回線は認識しているものの「圏外」のままで、接続できず。
LTE通信用のデバイスは認識され、SIMの電話番号も認識されているにもかかわらず、「圏外」のまま。
Y!mobileを利用している他のスマホの電波は問題ない。
APNの設定値を再確認したところ、「APNの種類」という設定項目があることに気づく。
Windows 11の初期設定では「インターネット」となっているところを「インターネットおよびアタッチ」に変更。
設定変更後、LTEでのインターネット接続ができるようになりました。
以前のWindows 11には「APNの種類」という設定項目はなかったと思うので、新たに追加された項目かもしれません。
「インターネット」と「インターネットおよびアタッチ」の設定では、4G対応のパソコンでは「インターネット」を選択し、5G対応機種では「インターネットおよびアタッチ」を選択するようです。
ThinkPadNanoは5G対応機種のためか、「インターネットおよびアタッチ」を選択が正解のようです。
「インターネットおよびアタッチ」を設定すると、インターネットAPNとアタッチAPNの2カ所にAPS設定が反映されるようです。
ちなみに、古いレッツノート(4G対応機種)とY!mobileSIMで検証したところ、「APNの種類」は「インターネット」しか選択できませんでした。そして、「インターネット」しか選べない故にYmobile SIMは圏外のままとなり使えませんでした。
とりあえず、ThinkPadでは安定して接続できているので良しとします。
まとめ
Windows 11は定期的にアップデートを繰り返していますが、アップデート後に設定項目が変わっていることが多々あります。
変更箇所の説明がどこかにあればいいのですが、Windows 11は知らない間に変わっていることが多いと思います。
おそらく、WindowsノートパソコンでSIMのAPNを設定する人は、APNの種類の初期設定が「インターネット」になっているため、同じような経験をすると思います。このブログが参考になれば幸いです。
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