みなさん、こんにちは。
ITサポートSORAの関口です。
2021年10月6日に新しいWindows11が公開され、Windows11に対応しているパソコンは適時Windows11へアップグレードされるようです。
Windows11では、一部のAndroidアプリがWindows11上で実行できるようになるなど、今まで別物だったパソコンとスマホが同一化されつつあります。
これまで、個人的には「スマホとパソコンは別々でいい」と思っていましたが、Windows10の「スマホ同期機能」を使うようになってから「スマホとパソコンは1つの方が使いやすい」と考えを改めました。
今日は「WindowsとAndroidスマホを同期させる5つのメリット」についてご紹介します。
Windows10のスマホ同期できること
Windows10 Ver1803からからスマホ同期機能が標準化されたました。
スマホ同期機能とは、Windows10とAndroidスマホの以下の機能を同期させる仕組みです。
- 通知
- メッセージ
- フォト
- 通話
- Androidアプリ(Windows10ではSamsung Galaxyのみ)
Windows10とAndroidを同期させるには、Windows10とAndroidに「スマホ同期アプリ」をインストールし、双方で同期設定を行うことで、Windows10上でAndroidの通知やメッセージを受け取ったり、Android上の写真やアプリを操作したりすることが可能になります。
私は、Androidスマホとモバイルパソコン(Surface Go2 LTE Advanced)を常に同期させています。
常にセットで持ち歩いているスマホとモバイルパソコンを同期させておくことで「スマホ同期」の機能が最大限に活きてくるからです。
今回はWindows10とスマホを同期させる5つのメリットについてご紹介します。
Windows10とAndroidスマホを同期させる5つのメリット
スマホをカバンから取り出さなくていい
「スマホ同期」の最大のメリットは、パソコンでスマホを操作できること。
これまで、外出先等でパソコンを使用中にスマホでLINE・電話・SMSなどの着信があると、カバンからスマホを取り出して対応してました。
「スマホ同期」機能を使うことで、スマホの着信通知がパソコン上に表示され、スマホをかばんから取り出すこなく、スマホ同期画面上から対応ができるため、かなり便利です。
SMSの送受信ができる
最近はセキュリティ対策として、パソコンでWebログインをすると、スマホのSMSで2段認証が行われるのことが多いです。
これまでは、パソコンで1回目のログインをして、2回目のSMS認証をスマホで確認する必要がありましたが、これが以外と面倒。
SMSを同期させておくことで、パソコン1台でSMS認証までを処理することができます。
また、仕事では電話番号で直接メッセージができるSMSを使う機会が多いのですが、パソコン上でメッセージを作成し、そのまま送信もできるので便利です。
スマホ内写真に直接アクセスできる
仕事などでは、現場の状況写真などをスマホで撮影し、それをパソコンに取り込んでから使用・加工することが多いです。
これまでは、スマホで撮影した写真をOnedriveに入れてからパソコンにデータを移していました。
しかし、スマホ同期機能を使うことで、パソコンからスマホ内の写真に直接アクセスできるので、パソコン操作だけでスマホ内の写真をパソコンにダウンロードし、使用・加工することができます。
スマホアプリが使える
Windows10とSamsung Galaxyシリーズの組み合わせでは、Windows10上でスマホアプリが使えます。
Windows11のスマホアプリ機能とは異なり、Windows10上にスマホ画面をミラーキャストでエミュレートさせているため、Galaxyにインストールしてある全てのアプリが使えます。
パソコン使用時に、スマホでしか使えないアプリ(天気・Wi-Fi設定アプリ等)、PCよりもスマホの方が使いやすいアプリ(乗り換え案内等)を使いたいときに、便利な機能です。
パソコンで通話ができる
スマホ同期機能では、Windows10上で着信・発信、ハンズフリー通話ができます。
Surface Go2の場合、通話音質もよく、こちらの声も問題なく相手に聞こえています。
パソコン作業中に、電話の着信対応するちょっとした時に便利な機能です。
WindowsとAndroidスマホを同期させる手順(Samsung Galaxyでの手順)
Windows10とAndroidスマホを同期させるためには、お互いに「スマホ同期アプリ」のインストールと設定が必要になります。
Samsung GalaxyにはWindowsとのリンク機能が標準化されているようです。
ここまで、Samsung GalaxyNote10+とWindows10の同期手順をご紹介します。
スマホ同期設定には、マイクロソフトアカウントが必要になります。
GalaxyNote10+の設定メニューより「Windowsにリンク」をタップ
マイクロソフトアカウントでログインし「コンピュータを追加」をタップ
スマホに下記画面が表示されたら、同期をするWindows10側で以下のURLにアクセスする。
パソコン上に書き画面が表示されるので「そのまま進む」をクリック
パソコン上の画面に認証用のPINコードが表示されます。
スマホで上記PINコードを入力する。
PINコード認証が通れば、パソコン・スマホ上に同期完了の画面が表示されます。
まとめ
私たちは「何の為に、パソコンやスマホを使うのか?」と考えると、結局は人とのコミュニケーションの為にパソコンやスマホを使っています。
例えば、このブログを書いているのも、誰かに読んでもらうというコミュニケーションにたどり着きます。
そう考えていくと、コミュニケーションの為のデバイスは1台あればいいのかなと思います。
最終的には、パソコンスペックのスマホが登場し、必要に応じてスマホに外部ディスプレイやキーボーなどを無線接続して使えるようになっていけばいいのかなと思います。
スマホ同期機能は、そんな未来のデジタルコミュニケーションのあり方を見させてくれる機能です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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