みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORA、関口です。
最近、OneDriveのバックアップとOutlookのトラブルサポートのご依頼が増えています。
その理由は、Windows 11への買い替えが進んでいることと、OneDriveバックアップ機能の通知が頻繁に表示されるようになったからだと思われます。
先日も、OneDriveのバックアップ案内が表示され、「はい」をクリックしたらOutlookが使えなくなったというご相談をいただきました。
今日は、そのような問題についてお話しします。
OneDriveを有効化したらOutlookが使えないトラブルサポート
ご相談いただいたお客様も「バックアップを有効にしますか?の通知が表示され、「はい」とクリックした結果、Outlookでのメール送受信ができなくなってしまった」とのこと。
お客様は、自分で問題を解決しようと試みたが、結局Outlookすら起動しなくなってしまいました。
リモートサポートでパソコンを確認したところ、OneDriveのバックアップが有効になった後、そのままの設定でOneDriveを削除したことで、OutlookのPSTファイルが読み込めない状態になっていました。
OneDriveのバックアップを停止する際には、OneDriveに自動アップロードされたデータをパソコン内に取り戻す必要があります。
そのため、お客様のパソコンに再度OneDriveをインストールし、パソコンとOneDriveの状態を完全に同期させた後、OneDriveのバックアップ機能を停止しました。
その後、Outlookのデータファイルを再設定して、メール送受信が正常に行えるようにしました。
お客様からいただいたリモートサポートのご感想をご紹介します。
OneDriveを有効にしたらOutlookが使えない(J.K様|愛知県名古屋市)
■Q1:今回のサポートはいかがでしたか?
■回答1
非常によかった
■Q2:どうやって「ITサポートSORA」を知りましたか?
■回答2
ホームページ(ブログ)
■Q3:サポートを受けていかがでしたか?率直なご感想をお聞かせください。
お世話になりました。
大変助かりました。One driveを間違って有効化したようで、そしたらメールが送受信できなくなったり、不具合がいくつも出ました。
ラインの連絡のやり取りの後、次の日に遠隔操作1時間で修理していただきました。料金も良心的です。
メールで返信しないといけない案件もあり、困り果てて近くのパソコンの修理のお店に聞いても、基本料金だけで高額で驚いていました。
ワンドライブの設定とアウトルックメールのやり取りができなくなったことの関係をホームページで知り、早速、対応していただき大変助かりました。
名古屋であっても遠隔操作というのができるんですね。
また何かあったらお願いしようと思います。
まとめ
以前は、OneDriveのバックアップ機能を停止すると、データ保存先パスがOneDriveのままで、手動で”c://users/ユーザ名/desktop”のパスにデータを戻す必要がありました。
しかし、最近のバージョンでは、バックアップを停止すると自動的に”c://users/ユーザ名/desktop”に戻るように変更されました。
ただし、Outlookのデータファイルのパスは戻らないため、バックアップを停止した後にPSTファイルのパスを手動で指定する必要があります。
OneDriveの仕様変更は、ユーザーが気づかないうちに行われることがあるため、非常に注意が必要です。
OneDriveは仕様を理解し正しい設定で使えば便利な機能ですが、仕様を理解せず初期設定のまま誘導されることがないよう、注意が必要です。
コメント