みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市、IT・パソコンサポートSORAの関口です。
新型コロナウイルスの影響により、リアルタイム通信でのオンラインミーティングやライブ動画が増えています。
リアルタイム通信は高速で安定した通信環境が必要で、通信が不安定になると動画が止まったり音声が途切れたりします。
先日、埼玉県小川町のお客様より「自宅でライブ動画を見てると途中で止まってしまう」とのご相談をいただき、調査した結果、Wi-Fiルータの故障でした。
これからテレワークやリアルタイム通信が急増していくなかで、自宅での通信品質が重要になってきます。
今回は「ライブ動画が途中で止まる」トラブルサポートについてご紹介します。
ライブ動画が途中で止まるトラブル
埼玉県小川町のお客様より「会社説明会のライブ動画が止まってしまう」とのご相談をいただきました。
新型コロナウイルスの影響により、就職のための会社説明会が集合説明会からオンラインでのライブ動画配信に変更。自宅で会社説明会のライブ動画を見ていると動画が途中で止まってしまうとのこと。
これからの進路を決める大事な説明会のため、早急に直して欲しいとのご要望でした。
お宅まで訪問し通信環境の調査開始。インターネットは光回線、宅内はWi-Fi通信の環境。
Wi-Fi通信はホームページなどの閲覧は問題ないものの、通信に負荷をかけると、通信遅延とパケットロスが発生していることを確認。
ライブ動画は、小さなパケットを多く処理するため、Wi-Fiルータで通信遅延とパケットロスが頻発すると、動画が止まることになります。
7年前のWi-Fiルータを利用されていることもあり、新しいWi-Fiルータへ交換。通信テストの結果、通信負荷をかけた状態でも遅延とパケットロスは発生しなくなりました。
ご自宅内でWi-Fi接続しているスマホやパソコンのSSIDとパスワードを変更し、1時間でサポート終了です。
有線LANでの接続も検討する
Wi-Fiはどこでも使えるメリットがある一方で、電波干渉などにより通信が不安定になるデメリットがあります。
特に、リアルタイム通信のライブ動画などは、ちょっとした通信エラーで画像や音声の乱れにつながります。
もし、Wi-Fi通信でライブ動画が乱れるときは、ライブ動画の画像品質を低解像度に下げてネットワーク負荷を軽くするか、有線LANで接続することをオススメします。
ただ、Surface Proをはじめとする2in1パソコンには有線LANを差すところがありません。そこで役に立つのが「USB有線LANアダプター」です。
Surface ProなどのUSBポートに「USB有線LANアダプター」を差すことで有線LANに対応します。
多くの場合、SurfaceProとインターネット回線用ルータのLAN側空きポートをLANケーブルでつなげるだけで安定した通信が可能になります。
まとめ
新型コロナウイルスの収束が見えないなか、テレワークやオンラインミーティング・リアルタイムでのライブ動画が増えてくると思います。
また、最近はZOOMクラウドミーティングをはじめとする便利なアプリがあるので、個人間でのビデオ会議なども増えてくると予測されます。
しかし、オンラインミーティングやライブ動画を安定して使うには、安定した通信環境が必須です。
Wi-Fiは便利である一方で不安定になることがありますので、その場合は、新しいWi-Fiルータに変えるか、有線LANを使うことをオススメします。
ただ、日本中でテレワークやリアルタイム通信を使うようになったとき、インターネット側のトラフィックで遅延が生じることもありますので、インターネットも完璧ではないことを理解しておきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回のオススメアイテム
■2in1パソコンを有線LAN対応に
■シンプルなWi-Fiルータ
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