みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のIT・パソコンサポートSORAの関口です。
新型コロナウイルスの影響によりリモートワークやオンライン会議が普及するなかでパソコンの需要が伸びています。
先日、埼玉県所沢市のお客様より「古く遅いノートパソコンを使っているのですが、買い換えなくてはダメですか?」というご相談をいただきました。
ノートパソコンを確認させていただいたところ「メモリ増設とSSDへの換装」で、使えるようになりました。
今日は「古く遅いパソコンを使えるようにする」サポートについてご紹介します。
Windowsのシステム要件
まず、古く遅いパソコンがこれからも使えるかどうかを判断する基準はマイクロソフトのWindowsのシステム要件になります。
項目 | Windows8.1 | Windows10 |
CPU | 1Ghz 以上 | 1Ghz 以上 |
RAM(メモリ) | 32Bit版:1GB 64Bit版:2GB 以上 |
32Bit版:1GB 64Bit版:2GB 以上 |
ハードディスク | 32Bit版:16GB 64Bit版:20GB 以上 |
32Bit版:16GB 64Bit版:32GB 以上 |
Windowsパソコンの動作に大きく影響するのがCPUとメモリで、Windows10を安定して使うにはメモリは4GB以上がオススメです。
古く遅いノートパソコンは買い換えが必要ですか?
ご相談いただいたのは70代後半の方で、ノートパソコンの使い道はインターネット閲覧とSkypeでのビデオ通話。
最近になって、ノートパソコンの動きがとても遅くなり「パソコンを買い換える必要があるか?を見て欲しい」とのご相談。
リモートサポートでノートパソコンを確認させていただいたところ、以下の性能であることが判明。
OS | Windows8 |
CPU | Celeron CPU B830 1.80Ghz |
メモリ | 2GB |
メモリが最低限2GBしかなく、ハードディスクへのスワップが頻発しているためWindowsが遅くなっている。
メモリを4GB増設し合計6GBへ、ハードディスクをSSDに交換することにしました。
「古く遅いパソコンを使えるようにする」サポート
ノートパソコンをお預かりし、4GBのメモリを購入。2,200円程度で購入できました。
ノートパソコンに4GBメモリを追加して合計6GB。
続きて、ハードディスをSSDへ換装
ハードディスクへのスワップが軽減され、Windowsの動きはスムーズになりましたが、Windows8起動時の動作が不安定になる現象も発生していたため、今後のことを考えWindows10をクリーンインストールし安定化させました。
Windows10のクリーンインストール、4GBメモリの増設とSSDへ換装、不要アプリを削除したことで、サクサクスムーズにとは言わないまでも、ネット閲覧とSkypeは普通に使えるパソコンに復活しました。
まとめ
パソコンの使用用途にもよりますが、古く遅いパソコンでもメモリ追加とSSDへ交換することで使えるものも多いです。
新品パソコンを購入すると数十万円かかりますが、メモリ追加とSSDへの交換であれば数千円で改善できます。
古く遅いパソコンでお困りの方は、まずはメモリの増設も検討されてみてはいかがでしょうか。
ITサポートSORAでは、リモートサポートでパソコンの状態を確認させていただいてから、最適なご提案を致します。
詳しくは、お問い合わせください。
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