AndroidのOne Noteが同期エラー(オフライン)になる原因と解決策

みなさん、こんにちは。

ITサポートSORAの関口剛史です。

私はMicrosoftのOne Noteをパソコンでもスマホでもメモアプリとして使用しています。

Androidスマホ(Samsung Galaxy Note10+)のSIMを日本通信の” 合理的かけほプラン”に切替えてから、One Noteが同期エラー(オフラインモードになる)が多発。

外出先でOne Noteのメモを見ようとしてもオフラインモードとなり、メモが見えない状態が続いていました。

One Noteを再インストールしても改善せず、解決方法を模索し続けていましたが、ようやく解決策が見つかりました。

今日は「Android版のOne Noteが同期エラー(オフライン)になる原因と解決策」について書いていきます。

目次

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Android版のOne Noteがオフラインになる原因

2021年1月まで、SIMフリーのGalaxy Note8にY!mobileのSIMを入れて使っていましたが、続きの料金を抑えるために、日本通信の合理的カケホプランに切り替え。その際に、AndroidスマートフォンもSamsung Galaxy Note10+に買い換えました。

合理的かけほプランでは、音声通話・データ通信共に基本的な問題はなかったのですが、なぜかAndroid版のOne Noteが外出先で同期エラー(オフラインモードになる)が発生

Onenoteエラー

オフラインで作業しています。(サインインが必要)

サインアウトしているため、One Noteがノートを同期できません。クラウドとの同期を継続し、どこからでもノートにアクセスするにはサインインしてください。

ノートブックの前回の同期:(E000024 c3zox)

このエラーは、外出中にSIMで通信すると発生し”サインイン”をタップしても認証エラーとなりノートが同期されない。(Wi-Fi接続ではOne Noteの同期可能)

One Noteを再インストールしても状況は変わらず、試しにAndroid版のWordを起動したところ、こちらもネットワーク接続エラーとなりサインインできず。

更に調査を続けたところ、Android版のChromeでマイクロソフトアカウントに認証がエラーになることを発見。

今回のエラーの原因は、合理的かけほプランのSIM通信時に、マイクロソフトアカウント認証に必要なlogin.live.comの名前解決ができなことでした。

AndroidのOne NoteやWord起動時にマイクロソフトアカウント認証のためにlogin.live.comに接続を試みるが、DNSで名前解決ができずに接続エラーとなる。

Wi-Fi通信時は、Wi-Fiルータから割り当てられたDNSサーバを使い、SIM通信時は日本通信から割り当てられたDNSを使う。このことからWi-FiではOne Noteの同期できて、SIMでは同期エラーになる現象についても説明がつきます。

よって、SIM通信時の参照先DNSサーバを変更すれば、One Noteの同期エラーは回避できることになります。

Android版のOne Noteがオフラインになる解決策

SIM通信時の参照先DNSサーバを変更すれば、One Noteの同期エラーは回避できます。

しかし、Androidでは、SIM通信時の参照先DNSサーバを変更することができない。(Wi-Fi接続時のDNSサーバの変更は可能)

そのため、SIM通信時の参照先DNSを強制的に変更するアプリを使います。

私が利用したのは“DNSChanger for IPv4/IPv6”というフリーソフト。GooglePlayストアよりダウンロード可能です。

DNSChanger for IPv4/IPv6をインストールしアプリを起動。

その状態でOne Noteの同期を試みたところ正常に同期できました。その他、WordやChromeでのマイクロソフトアカウント認証もすべて正常になりました。

心理カウンセリング空

まとめ

今回エラーは、Samsung Galaxy Note10+に合理的かけほプランSIMを入れるとlogin.live.comの名前解決ができずに、One NoteやWordがエラーになるもの。

その他、YahooやGoogleなどの通信は一切問題なかったため、login.live.comのみ名前解決ができないうことになる。根本原因は不明ですが”DNSChanger for IPc4/IPv6″を使うことでOne Noteの同期エラーはクリアできたため、当面はこの状態で使おうと思います。

もし、Androidスマートフォンで、One NoteやWordなどの認証・同期不具合でお困りの方がいれば、”DNSChanger for IPc4/IPv6″を入れてみることをオススメします。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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