7月29日にWIndows10の無償アップグレードが開始され、私はSurface Pro3とASUSのVIVOTAB NOTE8をWindows10へアップグレードをしました。
その後、Surface Pro3では問題なくWindows10が動いていますが、VIVOTAB NOTE8はデジタイザを使うとOSが再起動する致命的な問題が発生しています。
色々対策を行ったあと、私なりの解決策を見つけたのでご紹介します。
問題点:ワコムデジタイザのペン先と手が同時に触れると再起動する。
私はOnenoteに手書きメモを書くために、ワコムデジタイザに対応したVIVOTAB NOTE8を利用しています。
しかし、VIVOTAB NOTE8をWindows10にアップグレード後、Onenoteで手書きメモを書くときに、ペン先と手が同時に触れると下記のブルー画面になります。
Surface Pro3のSurfaceペンでは同現象は発生しません。
また、Microsoftのコミュニティーでも同じような現象が報告されていますので、VITOTAB NOTE8とWindows10の問題と思われます。
マイクロソフトコミュニティーでも同様の現象が報告されています。
考えられる4つ改善策の実施
VIVOTAB NOTE8で手書きが使えないのは大変に不便なので、下記の対応を実施しました。
- ワコムドライバのバージョンアップ
- IntelDisplayドライバのバージョンアップ
- ASUSのATKPackageのバージョンアップ
- Windows10のクリーン再インストール
しかし、この対策を実施してもデジタイザの不具合は改善されませんでした。
猶予期間中Windows8.1へ戻す
Windows10はアップグレードから1ヶ月以内であれば、Windows8.1へ戻す猶予期間中に戻すことができますので、VIVOTAB NOTE8をWindows8.1へダウングレードしました。
しかし、Windows8.1にダウングレードした後、
VIVOTAB NOTE8ではWindowsアプリが起動しなくなり、Windowsストアからアプリの再ダウンロードも出来ない別の問題が発生。
ダウングレードもあきらめ、再びWindows10へアップグレード。
VIVOTAB NOTE8のタッチパネルをOFFにする。
今回の問題はデジタイザと手が同時にタッチパネルに触れるときに発生をします。
デジタイザによる信号処理と画面タッチ(静電気による感知)による信号処理の2つが同時に発生するとブルー画面になるようです。
よって、どちらかの信号だけであればブルー画面にはなりません。
VIVOTAB NOTE8に手書きをする際はデジタイザの信号だけ認識できればいいので、静電気によるタッチパネルを無効にすれば問題は回避できます。
そこで、便利なフリーアプリを見つけました。
【TouchSwitch】
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/hardware/se506146.html
このアプリをダウンロードしプログラムを実行すると、
タッチパネルのON/OFFを画面上で簡単に操作できます。
デジタイザを使うときはタッチパネルをOFFにして
タッチで操作するときはタッチパネルをONにする。
タッチ画面の使い方を切り替えることでブルー画面は表示されなくなりました。
便利なアプリを開発してくださってとても感謝です。
まとめ
今回の対処方法は、問題のとりあえず解消方法であり、本質的な解決策ではありません。
ぜひとも、MicrosoftとASUSには、この問題を解決する更新プログラムを期待したいです。
それだけ、VIVOTAB NOTE8はとてもいいタブレットだから。。
コメント
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