みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
インターネット上では「パソコンに不具合があります」と偽りパソコンサポートを案内する「パソコンサポート詐欺広告」があります。
この詐欺広告は、一般的なサイトを見ていても表示されることがあります。
先日、近所のお客様から「パソコンの画面一杯にサポート広告が表示され、不安だから見て欲しい」とのご相談をいただきました。
パソコンサポート詐欺広告にご注意を
お客様のパソコンを見させていただいたところ「コンピュータを再起動したりしないでください。コンピュータが無効になっています。お電話ください。Trojan_Spyware_Alert エラーコード#DW6BD36」など表示され、Windowsサポートへ連絡するように表示されています。
Webサイトを見ていたら、いきなりこの画面が表示され、パソコンが動かなくなったとのこと。
画面一杯に表示され、キーボード・マウス操作ができない(Windowsがフリーズしていた)状態になっていました。
この様な場合、Control + Alt +Delキーを押し、1回 Windowsを強制再起動することで、この画面から抜けることができます。
Windowsを再起動して、Windows内・ブラウザ内に不正なプログラムがインストールさていないことを確認し問題ないことを確認しました。
まとめ
上記のようなサポートフィッシング広告の目的は、不安を煽ってサポート番号電話をさせて、サポート費用を欺し取ろうとするもので、実際にはパソコンがウイルスに感染していないことがほとんどです。
フィッシング詐欺は以下4つのプロセスで行われます。
- 問題を課す(パソコンがウイルスに感染しました)
- 不安を煽る(このままだと危険です)
- 心を焦らせる(今すぐに処置してください)
- 偽善の提案をする(嘘のサポートに電話してね!)
どれか1つでも該当するような広告は、詐欺広告の可能性が高いため、一度心を落ち着かせてから対処してください。
また、今回のようなフィッシング広告は無視をすることが1番の対策です。
このようなサポートフィッシング広告が広まらないようにするためにも焦らず落ち着いて対処をしてください。
フィッシング対策についてのブログもご参考ください。
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