みなさん、こんにちは。
ここは埼玉県ふじみ野市のITサポートSORA関口です。
最近のパソコンはSSDが主流となり、そのおかげでパソコンの起動や動作が速くなりました。
しかし、2018年頃に発売されたパソコンは、ハードディスクとSSDの過渡期にあったため、まだハードディスクを使用している方が多いと思います。
この過渡期に購入したパソコンは微妙な立場にあり、CPUなどはWindows11に対応しているものの、ハードディスクが遅くて使いづらい場合があります。
先日、狭山市のお客様から「5年ぐらい前に購入したパソコンを高速化できないか」とのご相談をいただきました。
今日はそのことについてお話しします。
遅いノートPCのSSD交換とWin11アップグレードサポート
ご相談いただいたお客様は「5年前に購入したノートパソコン(Windows10)を使用しており、最近動作が遅くなったので、高速化とWindows11へのアップデート」をご希望でした。
パソコンは、NEC LAVIE(PC-GN187F)で、ハードディスクを使用しており、パソコン起動に3分ぐらいかかる状況でした。
CPUは問題ないため、ハードディスクをSSDに換装し、メモリを追加すれば、当面の間、通常用途であればまだまだ使えるパソコンです。
ただし、5年間使用したパソコンであるため、バッテリーの劣化やそれ以外の経年劣化が考えられます。
新品のパソコンを購入する場合と、現在のPCをSSDに換装する場合のメリット・デメリットをご説明し、今回は現在のPCをSSDに換装とメモリの追加、そしてWindows11へのアップグレードすることに決定しました。
パソコンをお預かりし、SSDに換装後、Windows11へのアップグレードを行いました。
ハードディスクでは起動に3分以上かかっていましたが、SSDでは30秒もかからなくなりました。
また、起動後のディスク使用率も低下し、快適に動くようになりました。
まだ、しばらくは使用できそうです。
まとめ
現在では、SSDを搭載したパソコンが一般的になりました。
SSDに慣れると、ハードディスクのパソコンは非常に遅く感じることがあります。
予算がある場合は、長期的に見れば新しいパソコンを購入するのが最善だと思います。
しかし、5年前後に発売されたパソコンなら、ハードディスクをSSDに変えるだけでもかなり早くなりますので、一時的な対策としては選択肢になり得ます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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