埼玉県ふじみ野市を中心としてパソコンやITのサポートを行っているSORAの関口です。
SORAではITサポートと心理カウンセリングをメインの事業としてます。
デジタルのITと、どちらかというとアナログ的な人の心、このふたつは対極にあるものですが、
対極にあるものだからこそ、これからの時代は”IT”と”心”のバランスが求められると思います。
リアルタイムネットワークが完成したこれからのITは、
AI(人工知能)の技術が飛躍的に向上してくると思います。
では、AI技術が向上したとき、私達人間はどうなるのでしょうか?
今日は”AI”と”心”について書いてみたいと思います。
ITと心のバランスを保つこと
最近はAI(人工知能)の記事をよく目にします。
とある研究機関の研究結果では、今から10~20年後の日本では、
49%の仕事が人間からAIの労働力に入れ替わる可能性があるといわれています。
いまから約10年前、スマートフォンはありませんでした。
この10年間にスマートフォンやSNSが急速に発達し、
生活やコミュニケーションが便利になりました。
でも、反面に駅では”歩きスマホはやめましょう”と頻繁にアナウンスが繰り返され、
電車の中を見渡すと、ほとんどの人がスマホ画面とにらめっこしている。
スマホ依存症という言葉もできました。
この人間の状態で、社会にAIが普及すると生活は便利になるけれど、
「AIにまかせるのではなく、自分のことは自分の頭でしっかり考えましょう」というような注意喚起がされたり、
スマホの画面にAIからの指示が表示され、その指示されたとおりのことしか出来ない人が増えたり、
AI依存症なる人が増えて、先の研究結果のような社会が現実になるのではないでしょうか。
自動車の自動運転も研究されています。きっと、10年もすれば実用化されることでしょう。
でも自動運転化された車の中で、人は一体なにをするのでしょうか?
もしかしたら車の中でVR(バーチャルリアリティ)のドライビングゲームを楽しんだりして、
より現実からバーチャルへシフト(逃避)してしまうのではないでしょうか。
よく、AIと人間の知能、どちらが優秀であるか?と問われます。
でも、私達がいま問うべきことは、どちらの知能が優秀であるか?ではなく、
なぜ人間にだけ”心”というものがあるのか?という問いをもつことではないでしょうか。
雄大な自然を見たときに、心から”きれい”と感じること、
動物を見て”かわいい”にと感じること
困った人を見かけて「どうしたの?」と問いかけること
きっとこれはAIにはできないことだと思います。
私達ひとりひとりの内側にある”心”を研ぎ澄まし感性を高めたうえで
IT技術とバランスを保っていくいくことが
これからの時代は必要になるのではないでしょうか?
コメント