夏休みの宿題の定番といえば自由研究ですね。
いま、子ども達もインターネットが使える時代ですので、調べたいことは キーワード で検索すれば、簡単に調べられるのですが、でも、それでは子ども達が調べる能力が身につかない。
そう思った我が家の子ども達の夏休み自由研究ではアナログとデジタルの融合にトライしてみました。
調べごとは図書館の本から調べること
我が家の小学3年生の息子は、自由研究で消防自動車を調べることにしました。
インターネットで”消防自動車”と検索すれば、瞬時にいろいろな情報が手に入りますが、それでは、考える力が養えないこと、簡単過ぎて情報に価値がないこと、そして、あり溢れる情報から必要な情報を選別することが難しいので、まずは、自分が必要な本を図書館から借りてきました。
自由研究の構成を練り、必要なものをピックアップ
図書館かりてきた本を見ながら、自分が疑問に思うこと、不思議に感じることをリストアップしてから、自由研究の構成を練ります。
そして、その中で必要と思われる写真や図に付箋をつけて、どんどんピックアップしていきます。
作文用紙に書き出していく
自由研究の構成が決まったら実際に作文用紙に書き出していきます。
その際にピックアップした写真を張る位置を考慮したレイアウトにしておきます。
CamScanerの活用
作文用紙のレイアウトと必要な写真や図が決まったら、ここでITのデジタル技術を活用します。今回使ったのはCamScanerというAndoroidのアプリです。
CamScanerはカメラで撮影したデータをトリミングなど加工するアプリです。
子どもがピックアップした写真や図をCamScanerで撮影して必要なところだけトリミングをします。
基本、CamScanerはPDF形式でデータをアウトプットするのですが、PDF形式だとこの後の加工がしづらいので、一旦データをスマートフォンのアルバムにjpg形式で保存をします。
PowerPointで写真サイズを設定する
CamScanerは写真のトリミングはできますが、サイズを指定することができません。
また、最終的にデータを印刷する必要がありますので、データをスマートフォンからパソコンに転送します。
そして、PowerPointに写真データを取り込み作文用紙のレイアウトで指定したサイズに写真を加工します。
A4用紙1枚に必要な写真を入れた方が紙の節約になります。
印刷をして作文用紙に貼り付ける
PowerPointで写真サイズを加工したら、プリンタで印刷をします。
そして、写真をチョキチョキと切り取り、作文用紙に貼り付けていきます。
まとめ
自由研究で大切なことは、自分が疑問・興味に感じることを、必要な情報を寄せ集めて自分で情報を纏めてくこと。
いま、インターネットがあるのでキーワードだけでどこでも簡単に膨大に必要な情報が手に入りますが、しかし、今度は膨大な情報を処理する能力が求められるので、
それが、まだ小学生には難しいです。
でも、これだけのITがあたりまえの時代で全てアナログで行うのもナンセンス。
そして、これからの人はIT技術をある程度使えないと社会の情報化についていけなくなる。
そういった意味も込めて、自由研究の写真加工でIT技術をとりいれてみました。
CamScanerが写真を自動的にトリミングする光景をみて子どもはとってもおどろいていました。
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