ネットビジネスで本当に儲けらる人

みなさん、こんにちは。

ITサポートSORAの関口剛史です。

先日、友人から「楽に儲かるインターネットビジネスを勧められているのだけど、どう思う?」という相談を受けました。

インターネットビジネス(以下、ネットビジネス)のホームページを見ると、誰でも簡単に儲かるようなことが書かれているのですが、どういう仕組みで収益が上げられるのか?が書かれておらず、その仕組みを知るには無料セミナーに参加するパターンが多いようです。

果たして、ネットビジネスは誰もが簡単に儲けられるものなのでしょうか?

今日は、イソップ寓話集を参考にしながら、ネットビジネスについて書いていきます。

ネットビジネスの勧誘で使われるキーワード

ホームページ上で商品の広告するアフィリエイトから、友だちを紹介していくネットワークビジネスなど、インターネット上には様々なネットビジネスが紹介されている。

アフィリエイトもネットワークビジネスも、正当な方法で行えば、普通のビジネスと変わらない。

しかし、中には微妙な方法で収益を上げるビジネスも紹介されており、そのようなネットビジネスの勧誘では以下のキーワードがよく使われている。

この先の日本は不安である

日本の高齢化社会、経済の先行き、年金問題などの、誰もが心に不安を抱えている。

その不安感を心に抱かせてから、その不安を解消するために、誰もが簡単に稼げるビジネスの提案をする。

しかし、インターネットネットビジネスのページは詐欺広告に見られるパターンにも似ている。

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誰でも簡単に稼げる

パソコン1台とネットワークにつながっていれば、スマホをタップするだけで、誰でも簡単に稼げると伝える。

その一方で、どういう仕組みで稼げるのかは、あまり書かれていない。

ページの最後には、簡単に稼ぐために必要な知識が学べるセミナーがセットで紹介されている。

自由になれる

ネットビジネスは、時間と場所を選ばない、好きな場所でいつでもビジネスができると伝える。

ここでは、海外のきれいな海の写真が一緒になっていることが多い。

成功者になれる

ネットビジネスで成功すれば、月商1億円以上稼げるとも書かれている。

しかし、利益や経費面についてはあまり書かれていない。

ここでは、豪華なパーティーや高級車の写真が一緒にして、いかにも成功者であるように見せる。

仲間ができる

同じ目標に向かう仲間ができる。

1人で挫折しそうなときも、仲間やメンターがいることで、継続することができると書かれている。

ただし、お金を稼ぐための仲間であって、あなたの夢や志を共有できる仲間かどうかは別のお話。

今なら最新技術を安く学べる

ネットビジネスに必要な最新技術(SEOやアフィリエイト)などが学べる講座。

本来100万円以上するセミナーが今なら48万円で学べると書かれており、サイトによっては締め切りまでカウントダウンがはじまる。

しかし、そのカウントダウンはいつまでたっても0にはならない。

簡単に稼げるはずお話が、最後はスキルを学ぶ高額セミナーの話にすり替わる。

セミナーを受けないと稼げないのであれば、そもそも簡単に稼げる話ではないのに。

ネットビジネスで本当に儲けられる人?

結論から言えば、ネットビジネスで稼ぐことは可能。

ただし、普通のビジネス以上に1人でコツコツと積み上げていく努力をすればの話。

友人が誘われたネットビジネスは2つの仕組みで成り立っていた。

ひとつは「LINEの友だちを紹介して、その友だちが情報商材を購入したら、紹介者に手数料が入る仕組み」

もうひとつが「ネットビジネススキルが学べる高額セミナーへの申し込み」

おそらく、友人が誘われたビジネスの1番の収益源は、その高額セミナーに申し込んでもらうこと。

「自由になりたい・ネットで楽に儲けたい」と思っている人を対象にした高額セミナーが1番の収益源になっている。

よって、ネットビジネスで本当に儲けられる人は「儲け話を誘っている側の人間」で、「誘われている時点で、そのビジネスで儲けることはできない」

確かに、アフィリエイトもネットビジネスも収益を上げることはできる。

しかし、ネットビジネスだから、楽に簡単に稼げるというのは大きな間違い。

ネットビジネスも、普通のビジネスと同じように、自分を通してお客様に価値やサービスを提供するという本質は、何も変わらない。

検索サイト大手のGoogleは、ホームページページを多くの人に見つけてもらうための方針(SEO対策)として以下のように伝えている。

基本方針

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
  • ユーザーをだますようなことをしない。
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
  • どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

引用元 Search Cpmsole ヘルプ
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja

Googleは検索サイトのアップデートを常に行っており、基本方針に反するサイト(特に医療系アフィリエイトサイト)は検索結果に表示されなくなっている。

結局、「楽にお金を稼ぎたい」と強く思えば思うほど「すぐにお金を失う」のが道理なのではないだろうか。

最後に、「アリとキリギリス」や「北風と太陽」などで知られるイソップ寓話集の中から「神像売り」と「兎と狐」の話を紹介する。

イソップ寓話集「神像売り」と「兎と狐」

神象売り

ある男が木彫りのヘルメス像をこしらえて、市場へ売りに行った。

さっぱり買い手がつかないので、人寄せをしようと、商売繁盛の神はいらんかね、と大声を張り上げた。

すると、その場に居合わせた男が、「おい、そんなに有り難いものをどうして売るのだ。自分がそのご利益にあずかればよいのに」と野次るので、答えて言うには、「俺には手っ取り早いご利益が必要なのに、この神様はゆっくりとしか儲けを授けてくださらないからさ」

恥ずべき儲けを追い、神々を顧みない男にこの話はぴったりだ。

引用元:イソップ寓話集 作者イソップ 岩波文庫より

兎と狐

兎が狐に向かって、「君は『儲け屋』と呼ばれているけれど、本当にがっぽり 儲けてているのかね」と訊くと、狐は答えて、 噓 だと思うなら、家に来てごらん。一席設けるよ」と言った。

そこで兎はついて行ったが、中には狐の食事になるものは当の兎しかいなかった。

そこで兎の言うには、「授業料が高くついたが、お前の名の由来が分かった。『 儲ける』からではなく『欺く』から来ているのだ」

知りたがりが好奇心を悪く働かせて、とんでもない不幸に遭うことがよくある、ということ。

引用元:イソップ寓話集 作者イソップ 岩波文庫より

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まとめ

ネットビジネスと聞くと、なぜか「誰でもが簡単に稼げる」というイメージが強いです。

しかし、ネットビジネスも普通のビジネスと同じように、自分を通してお客様に価値やサービスを提供するという本質は、何も変わりません。

「簡単に稼げる」と思い高額セミナーに参加しても、セミナーが終わった後に「簡単には稼げない」ことに絶望することでしょう。

どんなに良いセミナーに参加しても、最後は自分自身が問われてきます。

だったら、高額セミナーに参加する前に、まずは、自分自身を見つめなおし、何が強みで何が弱みなのかを知り、自分をとおして社会に何が提供できるのか?を見つけることが最初ではないでしょうか。

ネットワークビジネスに誘われた友人には、上記のように伝えました。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

6.今回ご紹介した本

「困った」が「よかった」に変わるまでのITサポート

ITサポートSORAでは、「ネットワークスペシャリスト」国家資格の高い技術力と「心理カウンセラー」のわかりやすいコミュニケーションで、パソコン・スマホ・ネットワークに関するお客様の「困った」が「よかった」に変わるまでトータルサポートします。

お客様のお話を聞かせていただいたあと、適切なITサポートを提案いたします。ご相談・お見積までは無料ですので、お気軽にご相談ください。

>お客様の「困った」を「よかった」まで

お客様の「困った」を「よかった」まで

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