みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市でIT・パソコンサポートを行っているSORAの関口です。
先日、富士見市の企業より「パソコンのメーカーロゴが表示された後、Windows10が起動しない」とのご相談を受けました。
現地で調査した結果、ハードディスク障害によるトラブルのため、新しいパソコンの購入から設置までをトータルサポートしました。
「メーカーロゴの後、Windowsが起動しない」トラブル原因
富士見市の企業より「スタッフが使っているパソコンで、メーカーロゴが表示された後、Windowsが起動しない」とのご相談を受けました。
事務所に伺い調査を開始。トラブル機種は2012年10月発売の富士通製一体型パソコン「FMV ESPRIMO FH77/JD 」、OSはWindows10へバージョンアップ済み。
パソコンを起動するとFUJITSUのメーカーロゴの後、以下のエラーが表示され、Windowsが起動しない状況。
>>Start PXE over IPv4.
このエラーは「ネットワーク経由でWindowsの起動できない」という内容。
BISOで詳細チェックした結果、ハードディスクを認識できていない状況。
エラーコード:E104-1-1001
診断結果:ハードディスクに機械的なトラブルの可能性があります。※「エラーコード」と「診断結果」をメモしていただき、修理窓口へお問い合わせ下さい。
※電源を落とす準備ができたら、[Y]キーを押してください。自動的に電源が切れます。
状況から、ハードディスクの物理障害の可能性が高く、修理する場合はハードディスク交換が必要になる。
業務上に必要データはすべてバックアップ済みだったため、データの損失はなし。
一体型パソコンの場合、ハードディスク交換するためにパソコンを分解する必要があり、修理費用が高くなってしまう。
パソコン不具合状況と修理見積もりを社長にお伝えしたうえで、新しいパソコンを購入することで決定。
「パソコンの選定・購入・セッティングまでのすべてをお願いしたい」とのご依頼。
新しいパソコンが届くまでの間、スタッフの仕事が滞らないように、予備パソコンをセッティングしました。
「メーカーロゴの後、Windowsが起動しない」トラブルサポート
業務要件をお聞きして、ビジネスに最適なDell製のデスクトップパソコンを手配。
パソコン到着後、Windows10のインストール、WordやExcel等の業務上必要なアプリケーションのインストール。
事務所内の複合機で印刷・スキャンができるように環境設定、スタッフのメールアカウント設定を行ったあと、お客様事務所にパソコンを設置。
新しいパソコンに必要データを戻し、古いパソコンは廃棄するために引き取らせていただきました。
トラブルサポート完了です。
まとめ
ハードディスクは消耗品のため、ハードディスク障害はどのパソコンでも起こる可能性があります。
ハードディスク障害等、パソコンが動かなくなったときに、困ることが以下のとおりです。
- データが消えてしまうこと
- パソコンを修理するか新しく購入するかの判断をすること
- 修理したパソコン・新しいパソコンのセッティングをすること
今回の不具合をメーカーサポートに相談すると、ハードディスク交換とパソコン初期化の有償修理になったと思います。
メーカーはパソコンの修理はしますが、データの待避・復旧や、利用環境にあったパソコンの提案・セッティングまではしません。
パソコンの修理をしても、業務で使える環境までセッティングしないと意味がありません。
よって、パソコントラブルは、データ復旧・本体修理・セッティングなどをトータル的に判断し、適切な対処をする必要があります。
しかし、個人や情報システム部門を持たない中小企業では、パソコンの修理も一苦労です。
ITサポートSORAでは、メーカーのようなパソコントラブル解決だではなく、お客様の「困った」の解決をサポートしておりますので、パソコン・ITをトータルサポートしております。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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