みなさん、こんにちは。
ITサポートSORAの関口です。
みなさんは、情報を整理したり、物事を考えたりするときに、どのように考えていますか?
人間の脳はシングルタスクのため、情報を整理すること、物事を考えること、アイディアを閃かすことを同時に処理することができません。
異なる要素のことを同時に処理しようとすると、思考がフリーズして「どうしていいかわからない」という状態になってしまいます。
思考がフリーズしないようにするために、私は「マインドマップ」という思考法で、俯瞰的に情報を整理し、客観的に物事を考えるようにしています。
しかし、マインドマップにはひとつの欠点があります。
それは、マインドマップは手軽に書くことができないことです。
特に私の様に絵を書くことが苦手な人には、きれいなマインドマップを書くこと自体がストレスになってしまいます。
私のように手書きのマインドマップがうまくいかない人にオススメなのが、マインドマップソフトウェアの「iMaindMap」です。
2018年4月に最新版の「iMaindMap Version 11」がリリースされましたので、今回は「iMaindMap Version 11」の機能についてご紹介します。
MindMap(マインドマップ)とは
マインドマップとは、『トニー・ブザン』氏が提唱した思考方法のひとつです。
私たちの脳は放射的に広がっています。マインドマップは脳の思考プロセスに沿った考えかたて、テーマに対してキーワードを放射状に自由に広げていくことで、新しいアイディアを考えたり、逆に、広がった情報を俯瞰的にまとめたりしていく思考方法のひとつ。
マインドマップは、大きな紙にキーワードやイラストを使って思考を広げることで、左脳(言語)と右脳(イメージ)が活性化され、新たなアイディアが閃くと言われています。
マインドマップを書くためには、大きな紙とカラフルなペンを準備し、イラストなどを描きながら、きれいなマインドマップを書くことが推奨されています。
しかし、私のように絵が苦手な人にはイラストを書くこと自体がストレスになります。
また、マインドマップを紙に書くと、紙にマインドマップが収まらなかったり、書いたマップを編集できなかったりするので、思考を自由に展開できるマインドマップのはずなのに不自由を私は感じてしまいます。
私のように手書きのマインドマップがうまくいかない人にオススメなのが、『トニー・ブザン』氏が承認したマインドマップソフトウェアの「iMaindMap」です。
「iMaindMap」はパソコンで自由にマインドマップを作れるソフトウェアです。
パソコンを使うことで、紙の制約はなくなり、マップの再編集ができるようになり、ノートパソコン1台あれば、どこでもマインドマップを手軽に描けるようになります。
ちなみに、このブログの下書きも「iMaindMap 」で書いております。
iMaindMap Version11のご紹介
「iMaindMap」はWindows/Macでマインドマップを描くためのソフトウェアです。
2018年4月に最新版の「iMaindMap Version 11」がリリースされました。
「iMaindMap Version 11」ではマインドマップを描く以外にも、思考ツールとして様々な機能があります。以下のライセンス種類により使える機能が異なります。
ライセンス種類 | Home&Student | Ulitmate |
価格 | 11,800円 | 27,000円 |
マインドマップ機能 | ○ | ○ |
ファストキャプチャー機能 | ○ | ○ |
ブレインストーム機能 | ○ | ○ |
RadialMap | × | ○ |
Organisational Charts | × | ○ |
タイムマップ | × | ○ |
2画面分割機能 | ○ | ○ |
インストール可能台数 | 1台 | 2台 |
それでは「iMaindMap Version 11」の主な機能をご紹介します。
マインドマップ
マインドマップは、パソコンでマインドマップを描く機能。
「iMaindMap」は操作性がシンプルで”Enterキー”+”Tabキー”+”カーソル”だけでマップを自由に広げることができます。
とりあえず、マインドマップをドンドン広げていき、最後にデザインを整えるときれいなマインドマップに仕上げることができます。
ファストキャプチャー
ファストキャプチャーは、マインドマップをシンプルにした機能
マインドマップのように見た目にあまりこだわることなく、中心のキーワードに対して関連するキーワードを思いつくまま入力をしていきます。
「曼荼羅チャート」のような使い方もできる機能です。
ブレインストーム
ブレインストームは、コルクボードに付箋を貼っていく機能。
大きな一つのテーマに対して、関連性を無視して思いつくままのキーワードを貼っていきます。
次に、キーワードをグループ化してまとめて、最後にマインドマップとして仕上げることができます。
ブレインストーム機能を使うことで「ひとりブレスト」もできます。
RadialMap(Ulitmate版のみ)
RadialMapは、「iMaindMap Version 11」に新規追加された機能でUlitmate版のみ利用可能です。
RadilMapはマインドマップを円形で視覚化できる機能で、円形で表すことにより、情報やキーワードの偏りが客観的に見ることができるのかな・・・と思います。
Organisational Charts(Ulitmate版のみ)
Organisational Chartsは、「iMaindMap Version 11」に新規追加された機能でUlitmate版のみ利用可能です。
Organisational Chartsは組織図などの階層情報をマインドマップで作成するときに使う機能です。
新しい組織図をマインドマップで作成し、それを組織図として表示することができます。
この機能はホームページのページ構成などにも使えそうですね。
タイムマップ(Ulitmate)
タイムマップは、Ulitmate版のみ利用可能です。
タイムマップは、プロジェクトのタスク管理をマインドマップで作成し、それをガントチャート(時系列)で表すことができる機能です。
Excelなどでガントチャートを作ると、タスクの追加や入れ替えなどのタスク管理が面倒なのですが、マインドマップでタスク管理をすれば、タスク管理が容易にできて、タイムマップでガントチャートとして表すことができます。
2画面分割機能
今までの「iMaindMap」では、複数のマインドマップを同時に表示することができませんでした。
しかし、「iMaindMap Version 11」から2画面分割表示ができるようになりました。
異なるマインドマップ間で情報を組み合わせたいときなどに使える機能です。
まとめ
私は以前から「iMaindMap Ulitmate版」を使用してきました。
それは「ブレインストーム」機能を使いたかったからです。
私が「iMaindMap」で実際に使用している機能は、今のところ「マインドマップ」と「ブレインストーム」のみです。
「iMaindMap Version 11」から「ブレインストーム」機能がHome&Studentライセンスでも使えるようになりました。
手書きのマインドマップで挫折をしてしまった、マインドマップをもっと手軽に自由に書いてみたいと思われている方には「iMaindMap Version 11 Home&Studentライセンス」がオススメです。
1ライセンス11,800円かかりますが、マインドマップのような思考ツールを使うことで、物事を考えるときや情報を整理するときの時間と労力を削減できるので、マインドマップに興味があるかたにはオススメのソフトウェアです。
まずは、無料版からはじめてみてくさいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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