「インターネットにつなっがたり、つながらなかったりする」トラブルサポート

みなさん、こんにちは。

ITサポートSORAの関口剛史です。

コロナ禍となり、個人宅でもインターネットは重要なインフラとなりました。

先日、都内のお客様より「自宅のインターネットがつながったり、つながらなかったりするので至急対応してほしい」とのご依頼をいただきました。

お客様宅に伺い調査した結果、原因はWi-Fiルータの誤動作でした。

今日は「インターネットにつなっがたり、つながらなかったりする」トラブルサポートについて書いていきます。

インターネットがつながったり、つながらなかったりするトラブル

ネットワーク構成

お客様宅に訪問し、詳しいお話を伺ったところ

「ある時からパソコンやスマホがインターネットにつながったり・つらながらなかったりする」

「パソコンを無線LANから有線LANに変えても同じ」

「パソコンがインターネットにつながらない時に再起動することでつながるようになることもあれば、そのままつながらないこともある」

「リモートワークをしているので、パソコンがインターネットにつながらないと仕事にならない」

とのことでした。

お客様宅は大規模マンションで、インターネット接続はマンション付加機能として個人宅に提供されている。

マンション構造部から個人宅にメインの宅内配線が1本入り、そこからスイッチで各部屋にLAN配線が分配されている構成。

お客様宅のネットワーク状態を調査した結果、ネットワーク上に複数のDHCPサーバが稼働していることが判明。

Wi-Fiルータの誤動作が原因でした。

心理カウンセリング空

DHCPとは

DHCPとは

DHCPとは(Dynamic Host Configuration Protocol)の略で、インターネットへの接続の際にパソコンやスマホに割り当てる「IPアドレス」という数字を管理する機能です。

パソコンやスマホでインターネットを見るためには、所属するネットワークに参加するためのIPアドレスが必要になります。

パソコンやスマホを有線LANやWi-Fiに接続すると、そのネットワークを管理しているDHCPサーバに「僕のIPアドレスをください」というオファーを出し、DHCPサーバが「あなたはこのIPアドレスを使ってください」と返答することで、インターネットにつながるようになるのが基本的な仕組みです。

自宅のネットワーク・カフェでのフリーWi-Fi・事務所のLAN上には必ず1台のDHCPサーバがあり、ネットに接続する度にパソコンやスマホにIPアドレスが割り当てられています。

基本的には1つのネットワーク上には1台のDCHPサーバがあることが仕様で、1つのネットワーク上に複数のDHCPサーバがあると、IPアドレスの不整合が生じます。

DHCPが2台

例えば、パソコンが「僕のIPアドレスをください」とDHCPサーバクエストを出すと、DHCP-Aは「このIPアドレス(aaa)を使ってください」、DHCP-Bは「このIPアドレス(bbb)を使ってください」と2つのアナウンスがされてしまいます。

このときパソコンが、DHCP-Bの誤ったIPアドレス(bbb)を選択すると、パソコンのIPアドレスは不整合となりインターネットにつながらなくなります。

Wi-Fiルータのルータモードとブリッジモードのちがい

Wi-Fiルータの設置

販売されているWi-Fiルータには「ルータモード」と「ブリッジモード」があります。W

i-FiルータのモードによりWi-FiルータのDHCP機能がONになるかOFFになるが決まります。

Wi-Fiルータをルータモードとして使うとDHCP機能がONになり、Wi-Fiルータが接続してくるパソコンにIPアドレスを割り当てようとします。

ブリッジモードとして使うとDHCP機能がOFFになり、Wi-Fiルータは既存のDHCPサーバからIPアドレスをもらおうとします。

Wi-Fiルータの中にはAutoモードがあり、AutoモードはすでにDHCPサーバあるネットワークではブリッジモードとなり、DHCPがないネットワークではルータモードして動きます。

インターネットがつながらないトラブルサポート

お客様宅でインターネットにつながったり、つながらなかったりしたのは、同一ネットワーク上にDHCPサーバが2台で動いていたからでした。

お客様宅のネットワーク環境ではマンション全体が一つのネットワークになっているため、本来であればマンションのDHCPサーバからIPアドレスをもらう必要があります。

しかし、部屋内のWi-Fiルータがルータモードで動いたためDHCPサーバがONになり、パソコンがWi-FiルータのDHCPサーバからIPアドレスをもらったときに「つながらない」現象になっていました。

Wi-Fiルータの設定はAutoモード。ある時から現象が発生したのは、Wi-Fiルータを移動等させたときに、Wi-Fiルータがルータモードとして動き始めたから。

おそらく、Wi-FiルータのLAN配線前に電源を入れ、Wi-Fiルータがルータモードとして起動したあとに宅内LANに接続したことで、ルータモードとして動き続けたことが原因と考えられます。

古いWi-Fiルータをお使いだったため、新しいWi-Fiルータに交換。今後、DHCPサーバ重複することがないようにブリッジモード固定で設定しました。

まとめ

お客様はマンション管理会社に相談したら「マンションのネットワークは問題ない」と言われ、パソコンメーカーのサポートに相談したら「原因がわからないためパソコンを初期化してください」と言われて途方に暮れていたそうです。

パソコンメーカーのサポートは簡単に「パソコンを初期化してください」と言いますが、実際に初期化するのはとても大変な作業になります。

今回のインターネットトラブルはDHCPが重複したためであり、パソコンは問題ありませんでした。

コロナ禍となり、自宅のネットワーク機器を見直す方も増えていると思います。

最近は、Wi-Fiルータ等のネットワーク機器を気軽に購入でき、Autoモードで設定しなくていい製品も多いです。

しかし、取り扱い説明書をよく読んで手順通りに接続しないと、今回のような不具合が発生しますので、ご注意ください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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