【2022年12月更新】Windows11のセットアップ手順

みなさん、こんにちは。

埼玉県ふじみ野市 ITサポートSORAの関口剛史です。

2021年10月にWindows11がリリースされ、新しく購入するパソコンのOSはWindows11になりつつあります。

先日、お客様先でWindows11のセットアップを行いましたが、マイクロソフトアカウントやOneDriveを理解して設定をしないと問題が起こるなと感じました。

今回は「Windows11のセットアップ手順」について書いていきます。

目次

リモートサポート

マイクロソフトアカウントとローカルアカウントのちがい

Windows11のセットアップ手順を説明する前に、Windowsを使う際マイクロソフトアカウントとローカルアカウントのちがいについて説明します。

マイクロソフトアカウントは、マイクロソフトのサービス(OfficeやOneDrive)を利用するためアカウントです。

Windows11セットアップ時、Windows起動時にマイクロソフトアカウントでサインインすると、OneDriveが自動的に有効になります。

ローカルアカウントは、Windowsパソコン内でのみ使うアカウントです。

OneDriveなどのマイクロソフトのオンラインサービスを使いたくない場合はローカルアカウントで設定した方がシンプルで、職場で社員が使用するパソコンはローカルアカウントで設定をした方がいいと個人的には思います。

しかし、Windows11からはセットアップ時にマイクロソフトアカウントがほぼ必須になりました。

裏技的にローカルアカウントでセットアップ方法もありますが、今後のPCの運用を考えるとマイクロソフトアカウントを使用したほうがいいのかなと思います。

マイクロソフトアカウントでのWindows11 セットアップ手順

1.日本語を選択

Windows11セットアップ

2.地域一覧から日本を選択

Windows11セットアップ

3.Microsoft IMEを選択

Windows11セットアップ

4.2つめのキーボードをスキップを選択

Windows11セットアップ

5.ネットワークに接続する(LANケーブルの接続・WiFiの接続)

Windows10セットアップ時は「接続しない」選択肢がありましたが、Windows11では必ずネットへの接続を求められます。

Windows11セットアップ

6.ライセンス契約に同意する

Windows11セットアップ

7.Microsoftアカウントを入力する、もしくはマイクロアカウントを作成する

Windows11セットアップ

8.Microsoftアカウントのパスワードを入力する

Windows11セットアップ

9.Windows Helloの設定する(対象PCのみ)

Windows11セットアップ

10.PINを作成する

Windows11セットアップ

11.以前のPCからデータを復元するかどうかを選択する(復元対象PCはマイクロソフトアカウントに紐付いているPC)

Windows11セットアップ

12.デバイスのプラバシー設定する

Windows11セットアップ

13.エクスペリエンスをカスタマイズする(私はスキップを選択)

Windows11セットアップ

※以前は、OneDriveバックアップの設定画面が表示されましたが、最近は自動的にOneDriveのバックアップが有効化され以下の設定画面が表示されなくなりました。OneDriveを無効化、バックアップを解除するにはセットアップ後に設定変更を行う必要があります。(2022年12月追記)

14.OneDriveを使用してバックアップを設定する

OneDriveバックアップの本質はデスクトップ・ドキュメント・ピクチャフォルダを同期する仕組みです。
無料プランの保存容量は5GBまで。
1つのマイクロソフトアカウントで複数台のPCを利用すると問題が起きます。
セットアップ時は「このPCにのみファイルを保存する」を選択をオススメします。

Windows11セットアップ

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15.GamePassの宣伝が表示される。(今回は今はしないを選択)

¥100に参加を選択すると、マイクロソフトアカウントに紐付いているクレジットカードから支払いが発生する

Windows11セットアップ

16.WindowsUpdateが開始され、Update後にWindows11が使えるようになります。

Windows11セットアップ

心理カウンセリング空

ローカルアカウントでのWindows11 セットアップ手順

Windows11 22H2以降、以下の手順ではローカルアカウントでセットアップできなくなりました。違う方法でローカルアカウントでセットアップできますが、マイクロソフトの考えを見ていると、PC1台につき1つのマイクロソフトアカウントを作っておいた方が今後の運用はいいのかなと思います。
以下の方法ではローカルアカウントでのセットアップはできませんが、参考まで情報を残しておきます。

1.日本語を選択

Windows11セットアップ

2.地域一覧から日本を選択

Windows11セットアップ

3.Microsoft IMEを選択

Windows11セットアップ

4.2つめのキーボードをスキップを選択

Windows11セットアップ

5.ネットワークに接続(LANケーブルの接続・WiFiの接続)

ローカルアカウントで設定する場合、有線LANケーブルでセットアップすることをオススメします。

Windows11セットアップ

6.マイクロソフトアカウントの入力画面が表示されたら、5で接続したネットワークを切断する。(LANケーブルを抜く、WiFiアクセスポイントを停止する)

6.しばらくすると、ローカルアカウントを入力する画面が表示されるので、PCにサインインするローカルアカウントを設定

Windows11セットアップ

7.ローカルアカウントのパスワードを設定

Windows11セットアップ

8.パスワードを忘れたときに質問の答え設定

Windows11セットアップ

9.Windows Helloの設定する(対象PCのみ)

10.デバイスのプラバシー設定後、Windows11が使えるようになります。

まとめ

個人的には、仕事で使用するWindows11はローカルアカウントでセットアップをして、必要に応じてOneDriveなどの追加設定をしたほうがいいと考えています。

しかし、Windows11では、ローカルアカウントでパソコンをセットアップするためには、設定したネットワーク接続を1回切断する必要があり、Wi-Fiでセットアップをすると、ローカルアカウントの設定画面を出すためにアクセスポイントを停止させなくてはなりません。

Windows11でも、マイクロソフトはマイクロソフトアカウントでセットアップをさせたいようです。その理由は、マイクロソフトアカウントで設定をすると表示される、エクスペリエンス・OneDriveバックアップ・GamePassあたりにありそうですね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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