みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
リモートワークが普及しましたが、リモートで仕事をできるようにするためには、それなりの設定が必要になります。
都内の個人事務所のお客様より「事務所でも自宅でも、同じように仕事ができる環境を構築してほしい」とのご依頼をいただきました。
今日は「リモートワークの環境設定サポート」についてご紹介します。
リモートワークの環境設定サポート
先日、プリンター故障でご依頼いただいた新宿区の個人事務所のお客様より「事務所でも自宅でも、同じように仕事ができる環境を構築してほしい」とのご依頼をいただきました。
ご希望の要件は以下のとおり。
- 事務所のデスクトップパソコンは古く遅いので新しいパソコンへ買替える
- 自宅のデスクトップパソコンには、マイクロソフトOfficeが入っていないので使えるようにする
- 事務所、自宅パソコンで同じメールアドレスで送受信できるようにする
- 事務所、自宅パソコン間でファイルを共有する
まず、事務所の新しいデスクトップパソコンを購入しセットアップ。
Windows10パソコンも購入可能でしたが、お客様は「いずれWindows11になるのだから、このタイミングでWindows11に慣れていきたい」とのことでした。
Windows11をセットアップし事務所・自宅で同じマイクロソフトアカウントでサインインするように設定。
お客様が業務で使用するアプリのインストール、プリンタ・スキャナのインストールなどの基本設定を実施。
Officeは、Office Home and Business 2021(オンライン・永続版)を購入。
新しいパソコンを購入する際、マイクロソフトのOfficeをプリインストール版も選択できますが、その場合、そのパソコン1台でしかOfficeを使うことができません。今回購入した富士通製のパソコンの場合、Office Home and Business 2021 1台の料金が23,200円となります。
今回のご要望は2台のパソコンにOfficeをインストールするため、AmazonでOffice Home and Business 2021(オンライン・永続版)を34,452円で購入。
永続版は2台のパソコンにインストール可能のため、1台あたり17,226円とプリインストールモデルよりも割安になります。
また、プリインストール版は、そのパソコンでのみ利用可能ですが、永続版はパソコンが限定されないため、次回パソコンを買替えた後も使用できます。
メールはOutlookにIMAPでアカウントを設定し、事務所でも自宅でも同様のメールを見られるようにしました。
ファイル共有は、Windows標準機能のOneDriveを使用。
問題の多いOneDriveのバックアップ機能は使用せずに、OneDrive上に共有フォルダを作成し「共有したいデータのみ」を共有フォルダに保存するようにしました。また、パソコンの保存容量にゆとりがあるため、ファイルオンデマンド機能は無効にしました。
上記設定により、事務所でも自宅でも同じ環境で業務できるようになりました。
まとめ
コロナ禍となりリモートワークが普及しました。
しかし、リモートワークと一言に言っても、日々パソコンでどのような業務を行っているかで、必要な設定やサービスは異なってきます。
今回のお客様は、事務所と自宅のパソコン間でメールと業務データが共有することでリモートワーク可能と判断。
事務所と自宅のパソコンのOffice・Outlook・OneDriveの設定を合わせることで、リモートワークできるようになりました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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