みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口剛史です。
リモートワークで1日中パソコンに向き合っている方も多いのではないでしょうか。
リモートワークを終えたとき、肩がこり、手首が痛くなったりしていませんか?
体を動かすことが少なくなるリモートワークワークだからこそキーボードやマウスの使いやすさが重要になります。
先日、人間工学に基づいて自然な姿勢で入力できるというLogicoolのERGO K860キーボードを購入しました。
今回は「Logicool ERGO K860キーボードレビューとHHKBとの比較」を書いていきます。
LogicoolのERGO K860キーボード レビュー
Logicool ERGO K860キーボード は、人間工学に基づきよりリラックスした自然な状態でタイピング可能なキーボードです。
一般的なキーボードは手首が「くの字」になりますが、ERGO K860キーボードの配置をハの時に配置することで手首がまっすぐになります。また手前から奥に向けて斜傾をつけることで自然な姿勢でタイピングできます。
ロジクールの研究では、一般的なキーボードと比べて手首のサポート54%向上、手首の曲げを25%軽減されると紹介されています。
私は、PFUのHHKB(Happy Hacking Keyboard)キーボードを使用していますが、最近、手首あたりが少し疲れを感じるようになってきました。
改善案としてERGO K860キーボードを購入してみました。
まず、ERGO K860はキーボード本体がとても大きいです。テンキー付きのフルキーボード+パームレストが一体となっているためです。
キーの打鍵感は、HHKBと比べると浅いですが、軽く打ってもしっかり反応するので違和感ありません。
キーの配置が左右に分割されたハの時配列になり、慣れるまで少し時間がかかります。
特に真ん中のT,G,B,Y,H,Nキー入力を右手・左手で正しく入力していなかった人は慣れるまで違和感があるキーボードとなります。しかし、2週間ほど使えば自然と慣れてくると思います。
人がキーボードに合わせるのではなく、人間の体に合わせたキーボードのため、手首がまっすぐの状態で入力できブログの文章作成など長時間の入力作業時の手首に負担が軽くなるのを実感できます。また、肩も少し広がった状態になるため肩こりも軽減されると思います。
2週間、ERGO K860を使い続けたうえで、今後HHKBとERGO K860のどちらを使い続けるかを検討しました。
HHKBとERGO K860との比較
HHKBとERGO K860を比較した際の、ERGOK860のメリット・デメリットを整理しました。
■ERGO K860のメリット
- 長時間作業時の手首の負担は少ない
- 長時間作業時の肩の負担も少ない
- フル規格キーボードで正しいキーボード操作となる(HHKBのFnキー+α操作は不要)
- スペースキーが大きく入力しやすい
- 入力時の打鍵音が静か
■ERGOK860のデメリット
- 本体が大きいためマウスが遠くなる
- エンターキーが小さい(deleteキーが近い)
- 片手で入力できない
- 短時間作業ではあまり効果がない
メリット・デメリットで比較した結果、私は引き続きHHKBキーボードを使うことに決めました。
ERGO K860は確かに手首負担は軽減されますが、マウスが遠くなることで右手を左右に動かす振り幅が大きくなり、その動作が逆に疲れるように感じます。
また、電話や物を持ちながら片手でのキーボード操作すときの操作性が悪いです。(左手に電話を持ちながら右手で入力するようなときに左側キーの入力しづらい)
私のキーボードの使い方を改めて考えたところ、ブログ文章作成時は長時間キーボードを使いますが、それ以外のメール作成や資料作成は短時間であること、ネットで情報を調べるときはトラックボールマウス操作がメインとなることも、HHKBキーボードの方が小回りが利いて使いやすいという判断になりました。
まとめ
キーボードを車に例えるならば、軽自動車のような小回りが利くのがHHKBキーボードで、ゆったりとフル装備の車がERGO K860キーボード。
HHKBとERGO K860キーボードを2週間使い比べた結果、いまの私のスタイルにはHHKBの方が合っているという結論になりました。
逆に、リモートワーカーやサポートセンターなどで1日中長時間パソコンと向かう人には、人間の体に合わせたERGO K860キーボードもオススメです。
特に1日中ノートパソコンの小さなキーボードで仕事をして、手首も肩もバキバキに凝ってしまう方には、体の負担が少ない人間工学に基づいたキーボードやマウスを使うことを検討されてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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