みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口剛史です。
2022年9月10日現在、Windows11の音声入力機能が不具合(バグ)で使えなくなっているようです。
私の所有している3台のWindows11で同時発生していますのでWindows11全体の不具合だと思われます。
※2022年9月13日時点で不具合は解消されました。
調査した結果、Windows11にマイクロソフトアカウントでサインインした状態で音声入力を起動するとエラーになるようです。
この不具合の当面の対処方法はWindows11にローカルアカウントでサインインすること。
今回のWindows11音声入力ができない現象と対策について書いていきます。
Windows11の音声入力が起動しない不具合
2022年9月はじめ頃から、Windows11の音声入力機能を立ち上げると以下のエラーメッセージが表示され、音声入力ができなくなりました。
問題が発生しました、後でもう一度実行してください。
エラーコード 0x80049dd3
私の所有している3台のWindows11で同時発生しており、調査した結果、この不具合はWindows11にマイクロソフトアカウントでサインインした状態で音声入力を起動すると発生するようです。
Microsoftもこのバグを認識しているようで、今後のアップデート等で自然解消されると思われます。
当面の対策としては、Windows11にローカルアカウントでサインインすると音声入力ができるようになるとの情報があり。
検証した結果、ローカルアカウントでサインインすることで音声入力できるようになるを確認しました。
2022年9月13日に不具合は解消されました。
マイクロソフトの公式サイトにて、音声入力の不具合があったこと、それが9月13日改善されたことが公表されました。
Windows11でローカルアカウントを作成する方法
Windows11はパソコンセットアップ時にマイクロソフトアカウントを使用する必要があるため、Windows11をお使いの方は基本的にマイクロソフトアカウントでWindowsにログインしている状態です。
ローカルアカウントとは、パソコン内にのみ作成されるアカウント。
今回の不具合の対応としては、マイクロソフトアカウントに紐付けてローカルアカウントを作成し、ローカルアカウントでサインインすることで、これまでのプロファイル(個人設定)を引き継ぎながら、音声入力を使うことができます。(アプリによっては設定が引き継がれないことがあります。)
しかし、マイクロソフトアカウントでのサインインに戻す際に、マイクロソフトアカウントの再認証が必要になります。マイクロソフトアカウントのパスワード等が不明の場合(自信がない場合)はマイクロソフトにてバグが修正されるのをお待ちください。
マイクロソフトアカウントに紐付けてローカルアカウントを作成する方法
Windowsの設定画面を開く
アカウント → ユーザー情報を開く → ローカルアカウントでのサインインに切り替えるの順でクリック
マイクロソフトアカウントに紐付けるローカルアカウントを作成する
ローカルアカウント名を確認してサインアウトと完了をクリックし、1度サインアウトする
ローカルアカウントでWindows11にサインインする
音声入力ができることを確認する
ローカルアカウントからマイクロソフトアカウントでのサインインに戻す方法
今回の音声入力の不具合は一時的なものと思われるため、バグ修復後以下の方法でマイクロソフトアカウントでのサインインに戻せます。
アカウント → ユーザー情報画面から「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」を左クリック
マイクロソフトアカウントでサインインする
マイクロソフトアカウントの再認証が求められた場合は再認証を必ず行う。
まとめ
Windows11は、2022年8月後半から不具合や仕様変更により、立て続けに問題が発生しています。
- Bitlocker回復キーが表示される
- ネットワーク上のマクロが実行できなくなった
- 音声入力が使えなくなった
Windows11の音声入力機能は大変便利で使い勝手がよかっただけに、今回の不具合は非常に残念です。
時間と共に不具合は修復されると思いますが、いち早い復旧を望みます。
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