みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
先月(2022年10月)に「Windows11でUpdate後にOfficeが消える」ブログを公開しましたが、その後もWindows Update後にOfficeが消える現象が発生しているようで、お問合せが増えております。
先日は「Windows10からWindows11にアップグレードしたらWordが消えた」とのご相談をいただきました。
今日は「Windows10からWindows11にアップグレードしたらWordが消えた」トラブルサポートについて書いていきます。
Windows10からWindows11にアップグレードしたらWordが消えた
2022年10月に【「Windows11でOfficeが消えて急に使えなくなった」トラブルサポート】のブログを公開しました。
それ以降、「Officeが消えて使えなくなった」ことでのお問い合せや「Officeが消えた・使えない」で検索されている方が増えていることを確認しております。
マイクロソフトの既知の問題の公表サイトでは「Officeが消える」不具合についての発表はありませんが、問合せ数や検索数から見ると、WindowsUpdate後にOfficeが消える事象が一定数発生している模様です。
先日「Windows10からWindows11へアップグレードしたらWordが使えなくなった」とのご相談をいただきました。
リモートサポートでパソコンを確認したところ、Office2019プリインストールモデルのパソコンで、Wordだけが消えて、その他、Excel・PowerPoint・Outlookは残っている状態。
しかし、インストールアプリの一覧からはOffice2019はアンインストール(消えた)状態になっていました。
その方は「Windows10からWindows11へアップグレードした後から、Wordが使えなくなった」とのことで、Windowsアップグレード時に何らかの原因でWordだけが消えたものと思われます。
残った、Office2019からインストールした時のマイクロソフトアカウントを調査。
マイクロソフトアカウントのサイトから、Office2019をダウンロード・再インストール実施。Wordが使えるようになりました。
Officeの具体的な再インストール方法は以下のブログをご参考ください。
なお、Office2019をダウンロード・再インストールすると、なぜかMicrosoft 365版のOfficeも一緒にインストールされてしまう事象を確認しております。
プリインストール版Officeの場合、Microsoft 365版Officeは不要のため、状況によってはプリインストール版Officeをインストール後、Microsoft 365版Officeはアンインストールしてください。
まとめ
Officeが消える現象は、WindowsUpdate後に発生する模様で、それ以外どういう条件で発生するかは不明です。
そのため、今後も発生する恐れがありますので、Officeが使えているうちにOfficeライセンスを紐付けたマイクロソフトアカウント。
そのマイクロソフトアカウントからOfficeが再インストールできること、Outlookを使用されている方は、Outlookの設定値(メールサーバ・メール受信用パスワード)を事前に確認しておいた方がよろしいかと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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