みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
最近、WindowsUpdate後にOfficeが起動しない、またOfficeが消えるといったトラブルが発生しているようです。
先日、お客様から「Outlookを起動するとエラーが表示されて起動しなくなった」とのご相談をいただきました。
今日はその件について書きます。
Windows Update後にOfficeがエラーになるトラブルサポート
お客様から詳しい状況を聞いたところ、「数日前からOutlookが起動しなくなった」とのことでした。
リモートサポートで確認したところ、Word・Excel・Outlookを起動すると”Microsoft365とOfficeを更新しています”のポップアップが表示されます。
その後、”アプリケーションを正しく起動できませんでした。(エラーコード:0x0000142)[OK]をクリックしてアプリケーションを閉じてください。”のエラーが表示され、Officeが起動しません。
OSはWindows10、OfficeはOfficePersonal(プリインストールモデル)です。
Officeが起動しなくなった日にWindows 10 Version 22H2の累積更新プログラムのWindows Updateが行われていたため、これが原因であると思われます。
コントロールパネルのアプリケーションから”Officeのクイック修復”を試したところ、エラーは解消され、Officeは起動するようになりました。
まとめ
これまでにも「Windows Update後にOfficeが消えた」とのご相談を多数いただいています。
Officeにトラブルが発生する具体的な状況は不明ですが、一つだけ確かなことは、プリインストール版Officeで問題が発生しているということです。
MicrosoftがMicrosoft365サブスクリプション版とプリインストール版Officeを統合しようとしていて、その関連のプロセスでプリインストール版Officeに問題が発生しているのではないかと思います。
プリインストール版Officeは、パソコン購入時に永続的に使うライセンス費用を支払って使用しているものです。
そのOfficeが、Windows Updateで消えたり、不具合が生じてしまうのは問題です。
Windowsの機能を安定させるためのUpdateが今後の商用利用されてしまうのであれば、Windowsの終焉も近いのかもしれません。(現時点でOSの代替が少ないのが現状ですが・・・)
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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