みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市でITサポートを行っているSORAの関口です。
2015年8月にWindows10がリリースされてから3年が過ぎ、職場や自宅でWindows10を利用されて方も多いのではないでしょうか。
これまで、Windows10は大きなバージョンアップを繰り返しています。バージョンアップによりOSが安定するのであればいいですが、バージョンアップ後に「共有フォルダにアクセスできなくなる」「ネットワークドライブに接続できなくなる」などの不具合が発生しています。
そして、最近のアップデート後には「LINE」のログイン画面がポップアップで表示されるようになりました。
調べたところ、アップデート後に「LINE」アプリが自動起動設定に勝手に変わっているとが原因でした。
今日は、勝手に起動する「LINE」を無効にする方法についてお伝えします。
勝手に起動する「LINE」を無効にする方法
インターネット上でも「パソコンに勝手にLINEがインストールされた」「LINEログイン画面が表示されるようになった」とのコメントが見受けられます。
おそらく、LINEがWindows10の標準アプリとしてインストールされるようなったのだと思います。
確かに、パソコンにLINEを常駐させることで、パソコンでもLINEでやりとりできるようになるので、LINE着信時にスマホを取り出さなくていいというメリットがあります。
しかし、パソコンにLINEを常駐させる、無駄にメモリを消費し、LINE着信により業務の集中力がるというデメリットもあります。
私はパソコン業務中にLINE着信を受けたくないので、必要時にのみパソコンでLINEを利用するようにしているので、LINEの自動起動は非常に迷惑です。
LINEの自動起動を止めようとLINEの設定画面を見ても「自動起動を無効にする」設定項目がありません。
LINEの自動起動を無効にするには、タスクマネージャーからLINEを無効にする必要がありますので、その手順をご紹介します。
Windows10のタスクバー上で右クリック
メニューが表示されるので「タスクマネージャー」を左クリック
タスクマネージャーが表示されるので「スタートアップ」タブを左クリック
スタートアップリストの中から「LINE」を見つけ、その上で左クリックし「LINE」を選択する
右下の「無効にする」ボタンを左クリック
スタートアップリストの「LINE」の状態欄が「無効」になったことを確認して、右上の”×”を左クリック
この操作により、LINEの自動起動は無効になります。
LINEを利用するときだけLINEアプリを起動すれば使えます。
LINEを削除する方法
そもそも「パソコンではLINEを使わない」という人もいると思いますので、LINEアプリの削除方法もあわせてご紹介しておきます。
Windows10のスタート画面で「アプリ一覧」を表示してLINEアプリを見つける。
LINEアイコン上で右クリックし、メニューから「アンインストール」を左クリック
「そのアプリと関連情報が削除されます」と表示されますので「アンインストール」を左クリック。これでLINEアプリが削除されます。
まとめ
ユーザーの知らない間に「LINE」がインストールされ自動起動の設定になり、しかも、LINEアプリ上から自動起動を無効にできないという状況。
マイクロソフトは、Windowsユーザーに「LINEを使わせたい」意図があるのでは?と思いたくなります。
今までもそうですが、OSが何かを主張しはじめると、ユーザー側でトラブルが発生しOSとしても使いづらくなります。
OSは土台みたいなもので、その上に何をのせるのか?どう使うのか?はユーザーが決めることです。
きっと、多くのユーザーがWindowsに求めものは「便利」ではなく「安定」だと思います。
長年Windowsを使い続けてきたひとりとして、マイクロソフトは基本的なことを忘れないでいてほしいと思います。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。
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