先日マイクロソフトよりSurface 3が発表されましたね。
私は、昨年7月に発売間もないSurface Pro3を購入しましたので、Surface Pro3を使用してからもうすぐで1年を過ぎようとしています。
Surface Pro3を1年間利用し続けて思うことは、もう他のパソコンには戻れないと思える程、便利に快適に使える必須アイテムとなっています。
ただ、それでもSurface Pro3が完璧なアイテムではなかったので、Surface Pro3をより完璧なアイテムにするべくドッキングステーションを購入しましたので、今回はドッキングステーションのレビューをします。
Surface Pro3に不便を感じたところ
Surface Pro3(以下 Surface)は12インチ画面に800gというコンパクト設計のおかげで、いつでもどこでも気兼ねなく持ち運ぶことができるタブレット型パソコンです。
ただ、その気軽に持ち運べるようになった反面に、ノートパソコンではあたりまえだった機能が削られていたり、気軽に持ち運びたいと思うから不便を感じることがありました。
【有線LANが使えない】
Surface はタブレット型パソコンという思想のため、タブレットには有線LANをつなげることができません。
無線LANがあたりまえの時代になっているので、有線LANが無くても困ることはないのですが、ただ、通信トラフィックを考えると通信に無駄が生じてしまうことがあります。
私の自宅では、無線LANアクセスポイントの親機がリビングに置かれ、パソコン機器を使う部屋は、無線LAN子機と接続されています。
Surfaceをリビングで使う分には問題ありません。
しかし、Surfaceをパソコン部屋で使おうとすると、リビングにある離れた無線LAN親機と通信する必要があります。
この構成で、Surfaceがパソコン部屋にあるNAS(LANディスク)やプリンタに接続するとリビングにある無線LAN親機を中継することになり、通信に無駄が生じます。
また無線LANの通信速度は54MBで有線LAN1GBとなりますので、通信速度も遅くなります。
【miniディスプレイアダプタとオーディオプラグの抜き差し】
SurfaceにはMini DisplayPortがあるため、外部ディスプレイをセカンドディスプレイとして使うことができます。
パソコン部屋でSurfaceを使うときはセカンドディスプレイを使うのですが、Surfaceを移動させる都度、Miniディスプレイのコードを抜き差し続けるといつかSurface側のポートが壊れるのではないか?と不安に感じていました。
また、気軽に持ち運べるSurfaceだからこそ、持ち運ぶ都度にMiniディスプレイコードやオーディオコードを抜き差しするのが面倒に感じていました。
【バスパワーUSBの電圧不足】
Surface本体にはフルサイズのUSB3.0ポートが1つ付いているのですが、でも、このSurface本体のUSBポートでバスパワー対応のDVDドライブなどを使うと電圧不足が生じて、パスパワーの機器をまともに使うことができませんでした。
まあ、ネットワークが高速化した現代では、USB機器を外出先で使う機会はあまりないのですが、でも、自宅でCDを取り込んだり、DVDにデータをコピーするときなどUSBのバスパワー機器を使用することがゼロではないので、USBバスパワーの電圧不足に不便を感じることが何度かありました。
ドッキングステーションの値上げ
上記のSurfaceの問題は、Surfaceを気軽に持ち運べるようにした結果の反作用です。
私自身はSurfaceに求めたのが”気軽に持ち運べること”だったので、購入当初は、Surfaceのその問題を受け入れていたのですが、自宅でもSurfaceをメインパソコンとして使うようになってから、その問題に不便を感じるようになっており、ドッキングステーションの購入を考えていたのですが、
定価2万円という高値に購入をためらったいました。
がしかし、マイクロソフトは6月1日よりSurface Pro3関連の全てをを値上げするとのこと。
ドッキングステーションは下記の値上げ
これからもSurfaceを使用していくので思い切って購入しました。
タブレットの問題を解消するドッキングステーション
先日届いたドッキングステーションをSurfaceにセッティングしました。
ドッキングステーションをセッティングして思った感想は、この製品があるとタブレットとノートパソコンの両立が出来るということ。
まず、ドッキングステーションには有線LANポートがあるので、これでパソコン部屋でNSAに1GBで接続できるようになりました。
また、Miniディスプレイポート・USBポート・オーディオプラグもすべてドッキングステーションにつないでおき、Surfaceをドッキングステーションを接続すれば自動的にSurface上で機器が認識されます。
しかも、Surfaceとドッキングステーションの接続コネクタはSurface右側のひとつのみで差し込む力も必要なくワンタッチで簡単にできます。
私はドッキングステーションに下記の機器を接続しています。
【USBポート】
・ScanSnap(スキャナー)
・DVDドライブ
【オーディオプラグ】
・外部スピーカー
【Miniディスプレイポート】
・外部ディスプレイ
【有線LAN】
・パソコン部屋内のLAN
ドッキングステーションの問題点
Surfaceのドッキングステーションはとってもいいアイテムですが、ひとつだけ問題点があります。それは、画面角度が浅くなること。
ドッキングステーションにSurfaceをセッティングすると画面角度が固定になります。
その画面角度が、私には浅く(直立過ぎ)でもう少し傾けたい感じになります。
そのために、ドッキングステーションの下の小さな台をつけて、若干の傾きを角度を深くするようにしました。
見た目は美しくないですが、Surfaceの使い勝手は飛躍的に向上しました。
まとめ
Surface Prp3の売り文句は”これさえあればなにもいらない”です。
もしかして、これさえの”これ”とはドッキングステーションの事ではないか?と錯覚してしまうぐらいにSurfaceにドッキングステーションは必須アイテムです。
帯に長し襷に短し
Surfaceのドッキングステーションはノートパソコンとタブレットとしての両面の使い勝手をしっかりと満たしてくれました。
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