みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市でITサポートを行っているSORAの関口です。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。きっと、このブログを見ていただいている方は、日々パソコンに向き合う仕事をされている方ではないでしょうか。
みなさんは、パソコン入力時の姿勢は大丈夫ですか?特にノートパソコンを使っている方は、肩こりがひどくありませんか?
というのも、私も日々ノートパソコンに向き合って仕事をしているのですが、最近、肩こりがひどくなってしまい、パソコン作業を終えると肩がガチガチに・・・
整体でこり固まった肩を定期的にほぐしているのですが、整体に行った次の日に、またパソコンと向き合えば元どおりの肩こりに。これではいたちごっこの状況です。
そこで、凝り固まった肩を整体でほぐすのではなく、肩がこらないようなパソコン環境を整えることが先決だと思い直し、正しい姿勢でパソコンが使えるように環境を整えました。その結果、私の肩こりはかなり改善できました。
今日は、肩こり解消のパソコン術と題して、その改善方法をご紹介します。
正しいパソコンの姿勢とは
私も15年以上パソコンを使い続けてきましたが、正しいパソコンの姿勢を考えたことがありませんでした。
そこで、改めて正しいパソコンの姿勢を調べたところ、富士通のホームページに大変に参考になるイラストが見つかりました。
【引用元】
富士通株式会社のホームページ 『パソコンを使う時の姿勢より引用』
http://www.fujitsu.com/jp/about/businesspolicy/tech/design/ud/vdt/index-page3.html
正しいパソコン姿勢を保つ3つの環境対策
私は、仕事で使うメインパソコンとして、ノートパソコン(Surface Pro 3)を使用しています。
ノートパソコンは利便性はいいのですが、画面とキーボードの距離が近く、入力中は、体の前に肘をつき出し、背中が猫背になります。ノートパソコンの入力姿勢を、イラストのポイントのように正すことで、肩こりを予防できると考え以下の3つの対策を実施しました。
目線より少し下のディスプレイ位置
以前のBlogでもご紹介しましたが、仕事中はノートパソコンに外部ディスプレイをつながて、上下配置のデュアルディスプレイ化して使用しています。
今までディスプレイの高さは、イスに座った目線と同じ高さにしていたのですが、上記のイラストを参考に、目線を少し下げた位置に配置しました。
デュアルディスプレイの詳細は、こちらをご参考ください。
外付けキーボードの導入
次に、外付けキーボードを購入しました。私がメインで使用しているノートパソコン(Surface Pro 3)は、ディスプレイとキーボードの距離が非常に近く、肘を前に突き出した作業姿勢になってしまいます。
そのため、自宅で仕事するときは、外部キーボードを使用することにしました。
幸いSurface Pro 3のタイプカバーは、本体から簡単に脱着できるので、自宅で使用するときは外部キーボード。外出先ではタイプカバーと切り替えて使うことができます。
また、キーボードにも少しこだわり、以前愛用していたFILCO製の高級キーボードを購入しました。
Surface Pro 3タイプカバーのペコペコ打撃感とはちがい、FILCOのキーボードはカタカタと心地良く入力ができます。
外部キーボードを購入したことで、キーボードを体近くに寄せられるようになり、肘を突き出さなくとも、入力できるようになりました。
ちなみに、FILCO製のキーボードには、BluetoothタイプとUSBタイプの製品があるのですが、私が絶対にお勧めするのが、USBタイプのキーボードです。
以前のBlogでもご紹介しましたが、BluetoothとWi-Fi(IEEE802.11b)は同じ周波数帯を使用しているため、Wi-FiとBluetoothを同時に使用すると、Bluetooth側で混線が生じる可能性があります。
また、Bluetoothタイプのキーボード場合、若干の入力遅延が生じるので、心地良く入力するためには、USBタイプがお勧めです。
Wi-FiとBluetoothの電波干渉については、こちらで詳しく書いておりますので、ご参考ください。
オフィスチェアの導入
私は自宅兼事務所でパソコン作業をしています。
今までパソコン作業は食卓のイスを使っていました。しかし、食卓のイスは、パソコン作業には高さが若干低く、座布団を3枚重ねて高さ調整をしていました。
また、仕事机の奥行きもなく、肘が宙に浮いた状態で、常に作業をしていました。これでは肩に負担がかかるのが当然ですね。
そこで、今回思いきってオフィスチェアを購入しました。購入した製品は、PlusUチェアです。
Uチェアを選んだ理由は、肘掛けの高さを自由に調整できるところ。
オフィスチェアは大きめのため、イスを使用していないときは、座面を机の中に入れておきたいもの。
でも、机面と同じ高さの肘掛けがイスにあると、座面を入れることができません。そこで必要になるのが、肘掛けの上下調整機能です。
イスの収納時は肘掛けを下げておき、パソコン使用時に肘掛けを上げることで、肘を置く場所ができます。
イス収納時
イス使用時
今回、肘掛けのついたイスを使ってみたところ、腕と肘がとても安定した感じになり、かなり肩こりが改善できました。
でも、オフィスチェアはお値段が高いところが難点です。Uチェアも定価では約8万円します。
そこで役立つのがオークションです。オークションでは新古・中古のオフィスチェアが安く販売されています。私が購入したUチェアも新古2万円以下で購入できました。
肘掛け付きのオフィスチェアをお探しの方は、オークションで検索されることをお勧めします。
パソコン作業で肩こりにならない、究極の対策は?
上記3つの環境整備を行ったことで、私の肩こりはだいぶ軽減できました。しかし、100%肩こりがなくなった訳ではありません。
どうしたら、パソコン作業時の肩こりを100%解消できるでしょうか。
そもそも、なぜパソコンは肩がこるのでしょうか?
答えは、キーボードで文字を入力するから。
キーボードという小さなキーに、指先だけで素早く文字入力をするから、姿勢が歪んでしまう。
であるならば、キーボードでの文字入力をなくせば肩こりもなくなるかも?と考えて、今回追加で購入したのが、「ドラゴンスピーチ」という音声入力ソフトです。
ドラゴンスピーチを購入
ドラゴンスピーチは、マイクに向かって話した言葉を認識して文字入力する音声入力ソフトです。
このブログの下書きも、ドラゴンスピーチに向かって話すことで文字を起しました。うまく文字認識ができれば、少しのキーボード操作だけで、ブログを書く事ができます。
ドラゴンスピーチは、iPhoneのSiriやAndoroidの音声認識のように、しゃべれば直ぐに言葉を認識してくれるものではありません。
ドラゴンスピーチに自分のしゃべり方やよく使う言葉を教え込んでいくことで、はじめて使えるようになるソフトです。
最初、ドラゴンスピーチはスムーズに文字認識ができないのですが、ドラゴンスピーチがしゃべり方や言葉を学び、私自身がドラゴンスピーチが認識しやすいようなしゃべり方に慣れると、かなり高い認識率で文字入力ができるようになります。
手を使うことなく、パソコンに文字入力ができるようになれば、パソコン使用時の肩こりから解放されそうですね。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回のパソコン周りの環境整備で、それなりの経費が発生してしまいましたが、毎週整体に通っていたことを考えれば、直ぐに回収できる金額です。
そして、なによりも、ガチガチの肩こりが解消されたことで、日々の生活も快適になりました。
どうやって肩こりを解消するのか?ではなく、どうやったら肩がこらないのか?と視点を変えて考えることで、新しい方策が見つかるものです。
私は、上記の対策を行ったことで、肩こりが解消できました。ぜひ、みなさんも、正しいパソコンの姿勢を意識して、みなさんに合った解消方法を見つけてみてくださいね。
ただ、長時間のパソコン作業は体に負担をかけますので、1時間に1回のストレッチ運動も忘れずに。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回のオススメアイテム
■心地良い打撃感 FILCOキーボード
■長時間快適なオフィスチェア Uチェア
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