みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
一昔前のWindowsパソコンでは、周辺機器を拡張する度にドライバーを入れていましたが、Windows10では周辺機器はほぼ自動認識されるようになりました。
しかし、先日Windows10デスクトップパソコンをBluetoothに対応させるため、BluetoothドングルUSBアダプタをポートに刺したところ、Bluetoothとして認識できませんでした。
原因はBluetoothドングルUSBアダプタのドライバの認識不具合でした。
今日は「Windows10でBluetoothドングルUSBアダプタが認識しない」ときの現象と修正方法について書いていきます
Windows10でBluetoothアダプタが認識されない
最近、東プレのリアルフォースキーボードからBluetooth対応のHHKBキーボードに買い替えました。
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その際、メインで使用しているデスクトップパソコンがBluetoothに対応していなかったため、下記のBluetoothドングルUSBアダプタ(Bluetoothアダプタ)をUSBポートに挿して使うことにしました。
最近の周辺機器はWindows10が自動認識するため、USBポートにBluetoothアダプタを挿せば使えるようになるものがほとんど。上記の製品も同様のはずでした・・・。
しかし、USBポートにBluetoothアダプタを挿しても、Windows10はBluetoothアダプタを認識せず、BluetoothアダプタのLEDも点滅しない。
デバイスとプリンター上では”dongle”と認識されている。
Windows10のBluetoothトラブルシューティングツールでも認識されず。
デバイスマネージャー上ではBluetoothではなくユニバーサルシリアルバスコントローラーの”CSR BlueCore Bluetooth”として認識されている。
Windows10がBluetoothアダプタを”CSR BlueCore Bluetooth”と認識すると、Bluetoothアダプタとして使えなくなる模様。
この現象は、新しくBluetoothアダプタを追加するときと、WindowsUpdateの後などに起こる模様。
Windows10でBluetoothドングルUSBアダプタを認識させる方法
この現象は、デバイスマネージャー上からBluetoothアダプタを正しいドライバで認識させることで解消します。
手順には以下のとおり。
デバイスマネージャーのユニバーサルシリアルバスコントローラーの”CSR BlueCore Bluetooth”上で右クリックし、メニューから”ドライバーの更新”を左クリック。
“コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索”を左クリック
“コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します”を左クリック
“Generic Bluetooth Radio”を選択して”次へ”を左クリック
ドライバーが正常に更新されましたと表示された”閉じる”を左クリック
デバイスマネージャー上でBluetoothが認識されたこと、BluetoothアダプタのLEDが点滅したことを確認。
Windows10のBluetooth設定からBluetoothデバイスを追加して終了。
まとめ
Windows10のBluetoothアダプタが認識されない不具合は、WindowsUpdateの後にも起こる可能性があるとのこと。
もし、Bluetoothキーボードのみを使用している場合、Bluetoothアダプタが認識されなくなるとログインパスワードも入力できない状況に陥ります。
Windowsアップデートによる機能拡張もいいですが、入力デバイスの安定性を失わないでほしいと思います。
Windows10では周辺機器を自動認識するため便利である反面、自動認識で不具合が起こると、トラブルシューティングが難しくなると感じました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。