みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
電気・ガス・水道と同様に、情報化社会の現代ではインターネット回線やサービスは生活に必要なインフラです。
引っ越しをする際、インターネット回線やサービスも合わせて移転続きをする必要があります。
しかし、今のインターネット業界は、契約変更など電話で手続きする為の電話番号が記載されておらず、また必要な情報にたどり着くまでが非常にわかりづらい状態です。
先日、都内のご高齢のお客様より「都内から埼玉県に引っ越しをするため、インターネット関連の引っ越しをサポートして欲しい」とのご依頼をいただきました。
今日は「インターネット関連の引っ越しサポート」について書いていきます。
インターネット関連の引っ越しサポート
ご依頼いただいたのは都内に在住の80代のご高齢の夫妻。
都内から埼玉県に引っ越しすることになり「電技・ガス・水道などの引っ越し手続きは電話で聞けたけれど、インターネット関連の引っ越しが、どこに聞いていいかもわからないのでサポートして欲しい」とのご依頼
都内のご自宅に詳しいお話を聞くと同時にネット環境の詳細を調査。
インターネット回線はSo-netのau光回線で接続されている。電話も光電話を利用中。
インターネットへの接続機器は、パソコンx1台、タブレットx1台、スマホx2台
移転先は、埼玉県内の賃貸マンション。
移転先の住所を教えていただき、So-netのサポートに電話で確認したところ、移転先マンションはau光回線に対応していないため回線変更(サービス変更)が必要とのこと。
So-netサポートで移転先マンションを調べたところ、NURO光とフレッツ光が使えるとの情報。
So-netとNURO光は別会社のため、So-net光を1度解約しNURO光へ申し込み。
しかし、分譲マンション内にNURO光の光回線が入っていないため開通工事が必要との返答。この場合、施設側工事と部屋内での設置工事が必要になるため、NURO光は断念。
続いて、フレッツ光を検討。NTTへ問い合わせたところ、こちらもNTTの光ケーブルがマンション内に入っていないため、光回線の敷設工事が必要になるとのこと。
一昔前であれば既存電話回線でADSL方式である程度の高速通信ができましたが、今はADSLサービスもない状態。
移転先マンションではケーブルテレビのインターネット回線も入っていない。その為、電話はNTTの固定回線、インターネットはホームルータを契約。
ホームルーターはdocomo・ソフトバンク・WiMAXから比較検討し、今回はWiMAXを契約。
お客様の引っ越しに合わせて、電話を開通させ、ホームルータを設置
WiMAXのスタンダートエリアで14MBの通信速度だった。動画を見るには問題ない速度。
タブレット・スマホをWi-Fiにつなげて設定完了。
お客様はAmazonで購入する事が多いとのことで、Amazonの配送先も埼玉県の新しい住所に変更
最後にSo-netとau光のネットワーク機器を返却ししてインターネット関連の引っ越しサポートは完了です。
まとめ
今回移転先でSo-net+au光回線が使えなかったため、多くの手続きが必要になってしまいました。
ホームルータ契約時どこの会社もオプションやキャンペーンなどで、実際にイニシャルコストがいくらで、ランニングコストがいくらなのか?、非常にわかりづらい。これでは高齢の方が契約するのは無理だろう。
インターネット回線やサービスは重要なインフラになっているにも関わらず、必要な情報が得られなかったり、囲い込みのためのオプションやキャンペーンが乱立していて、無駄に時間がかかるように感じる
こういう状況が日本のIT化を遅らせている一つの原因だと、今回のサポートを通して感じました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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