みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市を中心にITサポートを行っておりますSORAの関口です。
昨日、スマホでネット検索をしていたら、いきなり右図の警告画面が表示されました。警告画面には、私が使用している機種「システム警告! SMASUNG SC-01Fがウイルスが感染しバッテリーが破損しています。」と書かれています。
でも、これは詐欺広告ですので無視をしてください。
”OK”を押すと下図の画面が表示されました。
実際の詐欺広告の内容
上記画面が表示されると、スマホのバイブレーションが振動し続け、Andoroidの”戻る”ボタンが効かなくなります。
でも、まずは落ち着いて、表示されてしまった詐欺広告のページをを閉じるには、
AndoroidのChromeブラウザの場合、画面右上の”タブアイコン”をタップ
現在開かれているタブ一覧が表示されるので、詐欺広告のタブの”X”で閉じられます。
ちなみに、詐欺広告の”今すぐバッテリーに感染したウイルスを削除”を押すと、
セキュリティー対策製品のインストール画面になります。
詐欺広告はこのセキュリティソフトをインストールさせたいようです。
詐欺広告とは?
詐欺広告とは、偽りの情報を表示しソフトウェアなどを購入させる広告です。
今回の詐欺広告の目的は、バッテリーにウイルスが感染したと偽り、セキュリティソフトをインストールさせることです。
そういう目で、詐欺広告を見てみるといくつかの特徴が見えてきます。
1.Googleのロゴを勝手に使用し、警告文の信頼性を上げようする。
2.バッテリーが破損したことをイメージさせ不安を煽る。
(※コンピュータウイルスがバッテリーに感染することはありません)
3.カウントダウンがはじまり、時間的制約を課し焦らせる。
4.最低3日間はアプリの利用を促す。
(セキュリティーアプリをインストール後、3日目に詐欺広告主の収入になる)
5.最後に、いまの不安を解決させる善意の提案をする。
多くの詐欺広告のパターンは、
有名なロゴなどで信頼性を得て、偽りの情報で不安と焦りを与え、その不安と焦り解消させる提案をしてきます。
まとめ
車で走っていたらタイヤがパンク。困っていたとこに、ちょうどブリジ〇〇ンのロゴが書かれたもう1台のが停車。「パンクお困りですよね。ちょうどタイヤをもっていますので安く交換してあげますよ」といい人を装う。でも実は、その人が交換したタイヤの品質は最悪で、しかも事前に道路にクギまで蒔いていた・・・
今回の詐欺広告はこんな感じのストーリーです。
偽りの情報で、セキュリティ対策をソフトを提案されても、そのソフトを信じることはできないですよね。
セキュリティ対策ソフトは、そのソフトの信頼性がいちばん大事です。有料でもしっかりしたものを使用したいものです。
ちなみに私はESET パーソナルセキュリティをパソコンにもスマホに入れています。
以前、セキュリティ対策ソフトをまとめましたので、こちらもご参考にしてください。
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