みなさん、こんにちは。
ITサポートSORAの関口です。
みなさんは、パソコンで文章やメールを書く機会は多いですか?
私はメールやブログなどで文章を書くことが多いのですが、1日どのくらいタイプしているのかを調べてみたところ、多い日は1日で2万文字入力しています。
このブログを書いている直近の1時間の文字入力数が約2000字です。
1時間で2千回、1日で約2万回タイピングするのがキーボードです。
先日、パソコン机を清掃していた際、今まで使っていたキーボードを落してしまいキーが破損。
今までと同じタイプのキーボードを購入しようとしましたが、1日2万回タイピングするキーボードは入力しやすいものがいいと考え、今回は高級キーボードで有名な「東プレ リアルフォースキーボード(R2TL-JPV-IV)」を購入しました。
今回は入力作業をサポートする「東プレ リアルフォースキーボード(R2TL-JPV-IV)」のレビューを書いていきます。
キーボードの破損・・・
キーボード入力時の手首の負担を軽減するために、私は今までマイクロソフトの人間工学デザインキーボード(スカルプエルゴミックキーボード(Sculpt Ergonomic Keyboard 5KV-0006))を利用していました。
人間工学デザインキーボードは凹凸がある独特の形をしていますが、椅子の肘掛けに肘をおいた姿勢からキーボードに指をおいたとき、手首が真っ直ぐな状態になるので、手首の負担が少なく快適に使用していました。
しかし、パソコン机を掃除していたときに誤ってキーボードを床に落下させてしまい、そのときの衝撃でZキーのパンタグラフ部品の爪が折れてしまいました。
不要なInsertキーからパンタグラフ部品を取り出し、Zキーに移植して使えるようにしたのですが、入力時にZキーをタイプすると「ペコ」という感じになってしまいました。
気持ちよく文章を作成しているときに、Zキーをタイプし「ぺこ」を味わうと、キーボードを落したときのイメージが蘇り気持ちが萎えるので、キーボード本体を交換することにしました。
スカルプエルゴミックキーボードの3つの問題点
人間工学デザインのスカルプエルゴミックキーボードを使うことにより、肩や手首の負担は軽くなり、入力作業時の疲労は軽減されました。
しかし、スカルプエルゴミックキーボードを使い始めてから、3つの問題点があることにも気づきました。
- 独特の形状
- キーのレイアウト
- キーストロークの浅さ
問題点1:独特の形状
スカルプエルゴミックキーボードは凹凸のある独特の形をしています。
この独特の形のおかげで、肘掛けに肘をおいてキーボードに指をおいたとき、手首が真っ直ぐになります。
スカルプエルゴミックキーボードを使ってから、肩と手首の負担がかなり軽減されました。
しかし、ひとつ問題がありました。
それは、エルゴミックキーボードに使い慣れると、逆に普通のキーボードが使いづらくなるということ。
事務所などでの長時間作業時は、エルゴミックキーボードに慣れると楽になれるのですが、外出先などで普通のキーボードを使うと手首と指の配置がしっくりとこないと感じます。
私は外出先でSurfaceProのタイプカバーを利用するので、そのときにタイプミスが増えたように感じます。
問題点2:キーレイアウト
スカルプエルゴミックキーボードはキーの配列もかなり独特です。
Enterキーの直ぐ横にDeleteキーとInsertキーが配置されているため、Enterキーを押したときに誤ってInsertキーを押してしまいます。
また、Home/End/PageUp/PageDownキーが縦一列に配置されているのも使いづらく、特にPageDownキーと→キーを押し間違えてしまうことが多かったです。
問題点3:キーストロークの浅さ
エルゴミックキーボードは凹凸がある形状から、キーはパンタグラフ方式が採用されています。
パンタグラフキーはキーボードを薄くできる反面に、キーストロークが浅くなります。
事務所などで長時間入力作業をしていると、キーストロークが浅いと指先が疲れを感じます。
流れに乗って文章作成(入力作業)ができているときは、キータッチの力が強くなる傾向があるので、それで、指先が疲れてしまうのだと感じます。
キーボードの重要性
パソコンが好きな人は、パソコン本体のCPUやメモリなどの性能を大切にしてしましますが、それよりももっと大事な性能がキーボードとマウスの性能です。
なぜならば、キーボードの性能が悪かったり入力しづらかったりすると、インプット速度が低下し、結果としてパソコンの性能を発揮することができないからです。
エルゴミックキーボードは、手首の負担軽減という視点でみれば良いアイテムなのですが、効率良くインプットができるか?という視点でみれば、ちょっと微妙な感じでした。
私のここ1週間の文字入力数を見てみると、1日で1万字~2万字を入力しています。(ちなみに、このブログの文字数は約3300文字です。)
ここ1時間あたりの文字入力数が約2000字で、指の運動を移動距離に変換すると110メートル移動したことになるようです。
エルゴミックキーボードに変わるキーボードを検討した結果、評価がとても高い「東プレ リアルフォース(REAL FORCE) R2TL-JPV-IV」を購入することにしました。
東プレのリアルフォースは評価も高いですが、本体価格も約2万円の高級キーボードです。
高級キーボード「東プレ リアルフォース(R2TL-JPV-IV)」のレビュー
今回購入したリアルフォース(R2TL-JPV-IV)は2017年に発売された新モデル。
今までのリアルフォースは、キーボード本体が大きかったのですが、2017年に発売されたモデルから省スペース化されました。
リアルフォースは、アイボリ/ブラックの2色から選べ、その他の付加機能として、静音モデル/APチェンジャー(キーストロークを変更できる機能)付きモデルを選ぶことができます。
今回はリアルフォースの中で一番シンプルなアイボリー色のノーマルタイプ(テンキーなし)を購入しました。
リアルフォースの最大の特徴は「静電容量無接点方式」の優しいキータッチ。銀行のATM機のボタン操作に似た感触です。
リアルフォースを使ったとき、私はとても「懐かしい」という感覚を味わいました。
記憶をたどってみると、1番最初に就職した会社の「ホストコンピューター」のキータッチがリアルフォースにそっくりなのです。おそらく当時にホストコンピューターのキーボードも「静電容量無接点方式」だったと思います。
さて、現在に話しを戻し、実際のリアルフォースの打鍵感はかなりいい感じで、エルゴミックキーボードよりもタイピング速度も速まったように感じます。
ただ、リアルフォースに変えてから、肩や腕、手首周りの疲れを再び感じるようになったので、FILCO製のウッドパームレスト(Mサイズ)をおいて、手首の負担軽減をしています。
体への負担軽減の視点では、マイクロソフトのエルゴミックキーボード、入力作業の効率化の視点ではリアルフォース。
今後は、入力作業を効率化して作業時間が短くなればいいなと思います。
リアルフォースはしっかりとした作りなので、これから長く使い続けられそうなアイテムです。
私も色々なキーボードを試してきましたが、長い目で見れば高級キーボードを1台買ってしまうことがコストパフォーマンスがいいのかな・・・とリアルフォースを使い始めて感じました。
まとめ
静電容量無接点方式の東プレのキーボードは慣れてくると打ちやすいと感じます。
今回購入したリアルフォース(R2TL-JPV-IV)は懐かしい感じのデザインですが、高級キーボードだけあって入力作業をしっかりとサポートしてもらえる感じです。
事務所内で文章・メールを書く方、ブログを更新している方などに、リアルフォースはオススメのキーボードだと実感しました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 関連記事入力性を求めて、東プレ リアルフォースキーボードを購入しました […]
[…] 関連記事入力性を求めて、東プレ リアルフォースキーボードを購入しました […]