みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市、IT・パソコンサポートSORAの関口剛史です。
新型コロナウイルスの影響により、職場での働き方・学校での学び方がリモート・オンライン化していくなかで、パソコンの使い方も変わりつつあります。
私は、今まで事務所でデスクトップパソコン、外出先でSurfaceGoと使い分けていましたが、生活の変容に伴い、いつでもどこでも同じ環境で仕事をできるように、SurfacePro7へ買い換えました。
今日は、SurfacePro7をメインパソコンとして使う方法について書いていきます。
デスクトップPCをSurfacePro7へ変更した理由
これまでデスクトップPCを使ってきた理由は、トリプルディスプレイ環境で仕事ができること、動画や音楽データなどの大容量データをPC内のハードディスクに保存できること。
しかし、新型コロナウイルスにより生活や仕事のあり方が変わりつつあるなかで、リモートサポートやオンライン会議の際は静かな場所で行う必要があり、場所が固定されるデスクトップPCでは対応が難しくなった。
SurfaceGoは、デスクトップPCにリモート接続すること、リモートサポートやオンライン会議でも使えるが、10インチの画面サイズとCPU性能が問題となる。
今後も生活・仕事のあり方が変化していくなかで、いつでもどこでも同じ環境で快適に仕事できるように、デスクトップPCからSurfacePro7へ買い換えることに。楽天市場のポイント還元セールを狙って購入。
SurfacePro7をメインパソコンとして使う方法
今回購入したSurfacePro7の性能はCPU:Corei5-1035G4・メモリ:8GB・ストレージ:256GBタイプのもの。
この性能があれば、私の仕事をする上では十分な性能。しかし、SurfacePro7単体ではトリプルディスプレイ環境の構築すること、動画・音楽データの保存ができない。
よって、SurfacePro7をメインパソコンとして使うために周辺機器も追加で購入。
- Surfaceドック
- 外付けハードディスク(NAS)
Surfaceドック
Surfaceドックは、Surface本体横のSurfaceConnectに接続することで、USB・MiniDisplayPort・有線LANなどが使えるようになる。MiniDisplayPortが2個あるため、ディスプレイ2枚とSurface本体を組み合わせることでトリプルディスプレイ環境を構築可能。
現在は、MiniDisplayPortからUSBType-Cに変更になったSurfaceドック2がメインで販売されているが、価格が熟れている1世代前のSurfaceドックを購入。
ネットでは、Surfaceドックは外付けディスプレイが崩れたり消えたりするとの声も見受けられるが、Surface Connectをしっかりと差し込めば特に問題なく使えている。ただ、通知などの一部機能で解像度が崩れることがあるが使用上は問題ない。また、Windowsを再起動すれば改善される。
Surfaceドックは電源供給もできるため、SurfaceProに付属してきた電源ケーブルはオンライン会議などで使う場所に置いておける。
外付けハードディスク(NAS)
Surfaceのストレージは256GBのみで、アプリをインストールすると更に少なくなるため、大容量の音楽・動画データは保存できない。
そのため、大容量データは外付けハードディスクに保存する必要があるが、その際の選択肢は以下の2つ。
- USBタイプの外付けハードディスク
- ネットワークタイプの外付けハードディスク(NAS)
USBタイプのハードディスクはSurfaceドックに接続して使うため場所が固定化される。一方、ネットワークタイプのハードディスク(NAS)はSurface単体でもデータにアクセス可能。
Surfaceに買い換えた目的が「どこでも同じ環境で仕事できるようにする」ことのため、Synology DiskStation DS120j(1ベイタイプ)NASを購入し、ネットワーク上からアクセスできるようにする。
NAS上に共有フォルダを作成し、SurfaceProにネットワークドライプを割り当てれば、外付けハードディスクのように使うことができる。ただ、windows10起動時にネットワークドライブが切れるのでスクリプトで対応する。
SurfacePro7をメインパソコンとして使うメリットとデメリット
デスクトップPCからSurfacePro7へ変更して1週間ほど経過。SurfacePro7をメインパソコンとして使う際のメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット
パソコンとしての基本性能が高い
SurfacePro7は2in1パソコンだが、パソコンとしての基本性能が高いためメインパソコンとして十分使える。国内パソコンメーカーのような不要アプリが一切入っていないのもメリットのひとつ。
以前、SurfacePro3を5年ほど使い続けても一度も故障しなかったので、SurfacePro7も5年ぐらい使えるとありがたい。
どこでも同じ環境で使える
Surfaceのタイプカバーは使わずに、SurfacePro7にHHKB HYBRIDキーボード+Logi MX ERGOトラックボールマウスをBluetooth接続で使用中。
この3点があればどこでも同じ環境で業務ができるようになった。ただ外出用にSurfaceGoを使っているので、SurfaceProを外に持ち出す機会はいまのところない。
すべてがひとつに集約される
メインパソコンをSurfacePro7にしたことで、アプリ・環境(設定)・データを1台にまとめることができた。
1台1ライセンスのアプリもあるため、そのアプリをSurfaceProに入れておけば、ライセンス数を気にする必要がなくなった。
デメリット
追加機器が必要になる
SurfacePro7は基本的性能が高いが、持ち運び前提の機種のため拡張性に乏しい。そのためSurfacePro7をメインパソコンとして使うには、キーボード・Surfaceドック・外付けハードディスクが別途必要になる。
Surfaceブランドは高い
SurfacePro7の本体価格は15万ほどだが、そこにSurfaceタイプカバー(約18,000円)・Surfaceペン(約10,000円)・Surfaceドック(約28,000円)・外付けハードディスク(約10,000)を追加すると、実際には20万円を超える。
Surface本体以外の周辺機器を今後も使えるようにするために、SurfaceProがバージョンアップしても、周辺機器は引き続き使えるような設計にしてもらいたい。
プリインストール版のOfficeは不要
私はOffice 365 Solo(現:Microsoft 365 Personal)を契約しているため、プリインストール版のOfficeは不要。しかし、国内で販売している一般向けのSurfaceは今でもOfficeのプリインストール版のみが販売されている。
他のパソコンメーカーはOffice有り・無しを選べるなかで、なぜ本家のMicrosoftだけが選択できないのか、Officeのライセンス無しはタイプカバー無料などとすれば、Surfaceはもっと売れるのではと思う。
まとめ
これからオンライン・リモート化が進んでいくなかで、どこでも同じ環境で仕事ができるようになることが求められると思います。
SurfaceProは、事務所ではSurfaceドックでデスクトップPCのように使い、外出用は軽量かつ高性能な2in1パソコンとして使えるので、これからのニーズに合っていると思うが、価格が高いのが難点。
2020年7月15日~2020年9月30日までの間、3歳から大学生までの対象者がマイクロソフト正規代理店からSurfacePro本体とタイプカバーを同時購入すると、一定金額がキャッシュバックされる学割キャンペーンを実施中。今回購入したSurfacePro7とタイプカバーでは14,000円のキャッシュバックされます。
SurfaceProは本体価格の値引きは見込めないため、対象のお子さんがいる方は今回のキャンペーンを利用してSurfaceProへ買い換えるのもひとつの手段です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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■これさえあれば何もいらない
■Surfaceタイプカバー
■Surfaceペン
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