みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市IT/パソコンサポートSORAの関口です。
働き方改革により仕事が見直されるなか、人が増えないのに仕事量が増えていく環境では、一つひとつの仕事の効率を上げることが重要になります。
効率をあげる1つの手段として、パソコンを使った入力業務などを効率化させる方法が考えられます。
私も、仕事の効率を上げるためにディスプレイ3枚を使った『トリプルディスプレイ』を構築したところ効率が大幅に向上しました。
今日は仕事の効率を上げる『トリプルディスプレイ』について書いていきます。
仕事の効率を上げるトリプルディスプレイ
パソコンでの業務は、企画書や提案書の作成・メールの送信・プログラム作成などの入力作業がほとんどではないでしょうか。
入力作業時に他の情報を参照することが多い人は、デュアルディスプレイ環境で常に必要情報を表示させておくことで、仕事の効率が上がります。
私も事務所のデスクトップパソコンを『トリプルディスプレイ環境』にしたところ、ブログのライティングやWeb制作、リモートサポートの業務効率が大幅に向上しました。
デュアルディスプレイやトリプルディスプレイ環境で仕事の効率を上げるポイントは、各ディスプレイに表示させる『情報の目的』を自分のなかで明確にしておくことです。
私は以下の目的で3+1台のディスプレイを使い分けています。
3+1台のディスプレイの目的
メインディスプレイ
メインディスプレイは24インチサイズを使用し、今のメイン作業に必要なアプリだけを表示させます。
例えば、ブログの投稿であればWordPressのブログ投稿画面のみ、報告書の作成であればWordのみが表示されている状態です。
画面切り替え操作を無くすことで、集中力の低下を防ぎます。
サブディスプレイ(メイン横の縦配置)
縦配置のサブディスプレイは20インチサイズを使用し、メイン作業を行ううえで必要な情報を表示させます。
PDFファイル・Web情報・Onenoteのメモ・CSSコードなどを表示させておくと、必要情報見ながらメイン作業ができるので、仕事の効率化が上がります。
特に、縦配置のディスプレイとOnenoteの組み合わせがとても気に入っています。
サブディスプレイ(メインの下配置)
下配置のサブディスプレイには15インチサイズを使用し、メイン作業を行ううえで必要なデータ類をエクスプローラーで表示させます。
例えば、ブログ投稿作業であれば、ブログに必要な写真や文章構成企画のマインドマップを表示させておきます。
また、パソコンからWordPressに写真をアップするときは、必要な写真を下画面から上画面にドラッグ&ドロップ操作でコピーできます。
サブディスプレイ(メイン左の机の上)
事務所内での業務のとき、外出用のSurface(SurfaceGo)を遊ばせておくのはもったいないので、Surfaceもサブディスプレイとして使用しています。
Surfaceには、スケジュール・Todoリストの一覧・タスク時間など、仕事全体の情報を表示させておきます。
メインパソコンのキーボードとマウスで、Surfaceの操作ができるように『mouse without borders』をインストールして同期しています。
仕事の効率を上げるために必要なアイテム
トラックボールマウス
トリプルディスプレイ環境になると、マウスカーソルの移動範囲が広くなります。
そのために、親指のみでカーソル操作ができるトラックボールマウスが必需品となります。
私はロジクール製のMXERGOを利用しています。
Amazon echo show
Amazon echo showには基本的には時間を表示。
その他、「音楽をかける」「スケジュールを登録する」「計算する」などを音声で操作します。
電子メモパッド
ちょっとした情報や思考の整理のときは手書きが1番です。
すぐにメモが残せるように電子メモパッドを置いてあります。
Qi充電器
電話ミーティングやリモートサポートなどパソコンを操作しながら電話をする機会が多いので、充電しながら通話できるQi充電器が大変便利。
スピーカー
パソコンとAmazon echo showから音をひとつにまとめてJBLのスピーカーから流しています。
パソコンとAmazon echo showの異なるデバイスの音をひとつにまとめるためにスプリッタを使っています。
トリプルディスプレイ環境の作り方
それでは、トリプルディスプレイ環境を作る手順を簡単にご紹介します。
グラフィックボードを準備する
トリプルディスプレイ環境を構築するには、パソコンがトリプルディスプレイに対応している必要があります。
その為に「3つ画面へ出力が可能なグラフィックボード」が必要です。ディスプレイの出力ポートには主に以下の規格があります。
- HDMI
- DVI
- VGA
3台ディスプレイを準備する
グラフィックボードの出力ポートの規格に対応したディスプレイを3台準備し、グラフィックボードと接続する。
ディスプレイサイズは、設置する机の広さにより変わりますが、私は以下のサイズを利用しています。
- メインディスプレイ:24インチ
- サブディスプレイ(縦):20インチ
- サブディスプレイ(下):15インチ
リサイクルショップなどで中古ディスプレイを購入するのもオススメです。
ディスプレイアームとM4ネジ棒を準備する
メインディスプレイとサブディスプレイ(縦)はディスプレイアームを利用します。
メインディスプレイとサブディスプレイは、別々のアームを使用した方が設置しやすいと思います。私は以下のアームを使っています。
下のサブディスプレイは、少し上側に向かせた方が見やすいです。こちらはVESAネジ穴にM4ねじ棒をさして、ちょうどいい角度に合わせています。
Windows10の設定をする
グラフィックボードとディスプレイの設置が終わったら、Windows10のディスプレイの設定をします。
Windows10の背景を黒一色にしておくと、サブディスプレイを使わないときにまぶしくなりません。
Surfaceをサブディスプレイとして使うには
Surfaceをサブディスプレイとして使うには、USBリンクケーブルか『mouse without borders』のどちらかを使うと便利です。
私は『mouse without borders』を利用しています。
まとめ
以前「デュアルディスプレイ環境は逆に仕事の効率が下がる」という記事を読んだことがあります。
その記事は「人間の能力はシングルタスクゆえにマルチディスプレイ環境になると効率が下がる」という主張でした。確かに、複数の画面で複数のタスクをこなそうとすれば仕事の効率は下がると思います。
よって、デュアルディスプレイ環境で仕事の効率を上げるために大事なことは、1つのタスクを効率よくするために、ディスプレイ毎に必要な情報を明確にしておくことです。
この環境にしてから気づいたことなのですが、縦のサブディスプレイがあると、情報を整理してまとめていくうえで、とてもいいと感じています。
画面の切り替えにイライラしている方、もっと効率的にパソコンを使いたいと思っている方には、デュアルディスプレイ以上の環境がオススです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今回のオススメアイテム
■トリプルディスプレイ環境には必需品
■秘書のように使える
■ちょっとしたメモに便利
■充電しながら話せる
■いい音質で音楽を楽しむために
■2つのデバイスを1つのスピーカーにまとめる
■パソコンをトリプルディスプレイで使えるようにする
■メインディスプレイで使用
■縦配置のサブディスプレイで使用
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