みなさん、こんにちは。
埼玉県ふじみ野市のITサポートSORAの関口です。
2025年になり、新しいパソコンには「Outlook(Classic)」がプリインストールされなくなっております。
引き続きOutlook(Classic)を利用するには、Microsoft Officeの契約内容によっては、Microsoft公式サイトから再インストールが必要となりますが、公式サイトからダウンロードした場合、「英語版」または「ポルトガル語版」のOutlookがインストールされてしまう現象が確認されています。
そこで本記事では、英語版またはポルトガル語版のOutlook(Classic)を日本語版に切り替える手順をご紹介します。
Outlook(Classic)を日本語版に変更する手順
Outlook(Classic)のインストール方法
まず、以下のMicrosoft公式サイトにアクセスし、Outlook(Classic)のインストーラーをダウンロードします。

2025年4月時点では、
- Microsoft公式サイトの最下部からダウンロードすると「英語版」が、
- ストア版からインストールすると「ポルトガル語版」が インストールされます。
インストール後にOutlook(Classic)を起動すると、英語またはポルトガル語で表示されます。

設定メニューの構成は共通のため、以下では英語版を例に、日本語への切り替え手順を解説します。
英語版Outlook(Classic)を日本語に変更する手順
Outlook(Classic)を起動
「File」をクリック

「Options」をクリック

左メニューから「Language」を選択

「Match Microsoft Windows [Japanese (日本語)] <Preferred>」の左にある「Install available」をクリック

※「Install available」が表示されない場合は、「Add a Language」をクリックし、表示されたメニューから「Japanese(日本語)」を追加します。

日本語言語パックのインストールが確認が表示されます。”OK”をクリックします。

更新プログラムのダウンロード開始されます。画面の指示に従ってOutlookを一度終了してください。

インストール完了後、Outlook(Classic)を再起動し、日本語表示に切り替わっていることを確認します。

不要なOutlookClassic(英語版・ポルトガル語版)のアンインストール
最後に、不要な言語版を削除します。 コントロールパネル > プログラム > プログラムと機能 から、
- 英語版:Microsoft Outlook 2016 en-us
- ポルトガル語版:Microsoft Outlook 2016 pt-pt
をアンインストールします。

この作業が完了した後、メールアカウントの設定を行ってください。
まとめ
今後、Microsoftは「Outlook(New)」へ一本化を進め、Outlook(Classic)の提供やサポートを終了する可能性があります。
その際、特にPOP設定でOutlook(Classic)を使っていた方は注意が必要です。
「Outlook(New)」でもPSTファイルの取り込みは可能の様ですが、これはMicrosoft 365の契約者限定の機能とされています。
POPメールをご利用の方の多くは、NIFTYやSo-netなどのプロバイダメール、または独自ドメインを使用しているケースが多く見られます。
こうしたユーザーへの移行手段をMicrosoftが提示しない限り、Outlookの移行問題はより深刻になる恐れがあります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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