みなさん、こんにちは。
ITサポートSORAの関口です。
みなさんがパソコンを購入する際の確認ポイントはどこですか?
CPUやメモリ・ハードディスク容量などのハードウェアポイントと、OSやOfficeの有無などのソフトウェアポイントがあると思います。
そのポイントのなかで、パソコン本体の値段を左右するのが「マイクロソフトOffice」の有無です。
「このパソコンは安い」と思って詳細を確認すると「マイクロソフトOfficeがインストールされていない」ということがよくあります。
WordやExcel・PowerPointなどのOfficeは、仕事以外でも使うことが多いので、やはりインストールは必須です。最近はフリーや格安のOffice製品もありますが、安心して利用するにはマイクロソフトのOfficeがベストです。
ただ、マイクロソフトのOfficeは「プレインストール版」・「永続ライセンス版」ともに価格が高いのが課題でした。
しかし、最近はサブスクリプションライセンスのOffice365 Soloが登場したことにより、利用シーンに応じたOfficeの利用ができるようになっています。
今日は家電量販店で購入したOffice365 Soloのインストール方法について書いていきます。
Office356 Soloとは?
Office365 Soloとは「サブスクリプションライセンス」のOffice製品です。
サブスクリプションライセンスとは、利用期間に応じて料金を支払うライセンス形態で、Word・Excel・PowerPoint・Accessなどが年額・月額料金で利用できます。
今までOffice製品は、パソコンにインストールされている「プレインストール版」か、Officeソフトを購入する「永続ライセンス版」2種類のみでした。
「プレインストール版」のOfficeはそのパソコン以外で使えないという条件があり、「永続ライセンス版」はソフトウェア代が高額になるという問題がありましたが、その2つの問題を解消するのが「サブスクリプションライセンス」です。一方、サブスクリプションライセンスには、利用契約を解約すると一切使えなくなるというデメリットもあります。
Office365 Soloは2018年10月から、インストール台数上限が撤廃され、1ライセンスで何台のパソコン・タブレットにインストール可能となり、同時利用できる台数も5台となりました。
これにより、ひとりでメインデスクトップパソコン・サブノートパソコン・タブレットなど複数台のデバイスを持っている人は、すべてにOfficeをインストールすることができるようになりました。
ただ、Office365 Soloは、1ユーザーに対してのインストール台数の無制限であり、複数のユーザーで1ライセンスのOffice365 Soloを利用することは認められていません。例えば、1ライセンスのOffice365 Soloを会社のパソコン5台にインストールし、それを5人の社員が利用するとライセンス違反になります。
私は今までOffice2013を利用していましたが、インストール台数が撤廃されたことにより、Office365 Soloへ乗り換えることにしました。
量販店で購入したOffice365 Soloをインストールする方法
Office365 Soloは、今までのOfficeとは異なりインストールメディアがありません。
Office365 Soloは、マイクロソフト社のHPやAmazon、家電量販店などからサブスクリプションライセンスを購入し、Officeをダウンロードしてインストールします。
以前、AmazonでOffice365 Soloを購入する方法はご紹介しましたので、今回は家電量販店で購入したOffice365 Soloをインストールする方法について説明します。
家電量販店でOffice 365 Soloのカードを購入する
まず、家電量販店等でOffice365 Soloのカードを購入します。どの店で買ってもOffice365 Soloの値段は一緒(¥11,800円)です。ただ、量販店によってポイントの有無や還元率の違いはあると思います。
カードの裏にコインで削る箇所があるので、そこを削るとライセンスキーが出てきます。
次に、マイクロソフトアカウントと、Office365 Soloのライセンスを関連づけます。
マイクロソフトアカウントがない人は、まずマイクロソフトアカウントの作成します。
既にマイクロソフトアカウントがある人は、そのアカウントにライセンスを関連づけます。
マイクロソフトアカウントの作成
マイクロソフトアカウントがない人は、アカウントの作成からはじまります。
マイクロソフト社のホームページ上の「サイイン」をクリック
https://www.microsoft.com/ja-jp/
下図が表示されるので「アカウントをお持ちでない場合、作成できます」をクリック
任意のメールアドレスを登録、メールアドレスがない場合は「新メールアドレスを取得」します。
メールアドレスを入力して「次へ」
パスワードを入力して「次へ」
認証文字を入力して「次へ」
アカウントが作成され、ポータルサイトが表示されます。
マイクロソフトアカウントにライセンスの関連付けと1台目インストール
続いて、マイクロソフトアカウントにOffice365 Soloのライセンスを関連づけます。
Officeのホームページにアクセスし、画面右上の「サイイン」をクリック
先ほど設定した「メールアドレス」と「パスワード」と名前などを入力して「次へ」
下図画面が表示されるので「Officeのインストール」をクリック
Office365の「プロダクトキーを入力してください」をクリック
下図画面が表示されるので、家電量販店で購入したカードに記載されているプロダクトキーなどを入力して「次へ」
「定期請求」を有効・無効どちらかに設定して「次へ」
Office365 Soloのダウンロードとインストール画面が表示されるので「インストールする」をクリック
Officeのダウンロードとインストールがはじまり、インストール後からOfficeを使えるようになります。
4.2台目以降のパソコンにOffice365 Soloをインストール手順
マイクロソフトアカウントにOfficeライセンスの関連付けが終了後、2台目以降は以下の手順でOffice365 Soloをインストールします。
マイクロソフトアカウントのページにアクセス
https://account.microsoft.com/services/
マイクロソフトアカウントのメールアドレス・パスワードを順に入力し「次へ」
Office365 Solo欄の「インストール」をクリック
Officeのダウンロードとインストールがはじまり、インストール後からOfficeを使えるようになります。
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか。
サブスクリプションライセンスのOffice365 Soloが登場し、今回インストール台数制限が撤廃されたことにより、Officeの利用条件が大きく緩和されたと思います。
デスクトップやサブのノートパソコン、タブレットなどに気兼ねなくOfficeをインストールできるので、いつでもどこでも最新版のWordやExcelで資料が作成できるようになりました。
Office365 Soloを利用する場合、プレインストール版のOfficeは不要になります。
私が気になっている「Surface Go」は、日本版だけOfficeがプレインストールされているため本体価格が高くなっています。
Office 365 Soloを契約していれば、「プレインストール版」のOfficeは無駄になります。すべてのパソコン購入時においてOfficeの有無は自由に選択できるようになると、さらにOffice365 Soloの価値が高まるのではないかなと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント
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