「Windows10のInternet ExplorerでPDFが印刷できない」トラブルサポート

みなさん、こんにちは。

埼玉県ふじみ野市のIT・パソコンサポートSORAの関口剛史です。

Windows10の最新アップデート20H2が適時配信されていますが、20H2アップデート後にInternet Explorer(インターネットエクスプローラ)でPDFファイルが印刷できなくなる不具合が発生します。

鶴ヶ島市のお客様より「事務所内の一部のPCでインターネット上のPDFファイルを印刷できなくなった」とのご相談をいただき、調査した結果、20H2アップデートが原因でした。

今日は「Windows10のInternet ExplorerでPDFが印刷できない」トラブルサポートについて書いていきます。

Internet ExplorerでPDFファイルが印刷できない原因

IEからPDFが印刷できない

鶴ヶ島市のお客様事務所に訪問し、詳しいお話を聞いたところ「数日前より複数台のパソコンで、Internet Explorer(以下IE)でPDFファイルを印刷しても反応せずに印刷できない」とのこと。

一部のWeb業務システムがIEにしか対応していないため、IEでPDFファイルを印刷できるようにしてほしいとのご依頼。

問題のパソコンでEdgeやChromeでのPDF印刷は可能なため、IEとPDFファイルの問題となる。

IEでPDFファイルを印刷できるPCとできないPCを比較した結果、20H2アップデート後にIEでPDFファイルが印刷できなくなった模様。

IEからPDFが印刷できない

原因は、Acrobat ReaderDCの”起動時の保護モード”設定でした。

心理カウンセリング空

Windows10 20H2のInternet ExplorerからPDFファイルを印刷する方法

IEからPDFが印刷できない

まず、最新のEdgeやChromeブラウザからはPDFファイルを印刷できるため影響ありません。

ただ、Web業務システムなどを使用しているため、IEからPDFファイルを出力するケースもあると思います。

その際に、Windows10 20H2のInternet ExplorerからPDFファイルを印刷する2つの方法をご紹介します。

セキュリティモードを解除する方法もお伝えしています。当情報は参考程度とし各自の責任と判断においてご対応ください。

方法1:Internet ExplorerのAcrobat PDF Readerアドオンを無効にする

IEのアドオン無効

Acrobat PDF Readerアドオンは、IE上にPDFファイルを表示する機能です。

Acrobat PDF Readerアドオンを無効にして、インターネット上のPDFファイルを開くとAcrobat ReaderDCが起動し、そこから印刷するとPDFファイルが印刷できます。

Acrobat PDF Readerアドオンを無効にする方法は以下のとおり

Internet Explorer右上のギヤマークを左クリックし、メニューから”アドオン管理を左クリック

IEのアドオンを無効にする方法

表示から”すべてのアドオン”を選択、Acrobat PDF Readerのアドオンを選択し無効にする。

IEのアドオン無効

IE1回閉じてから再度IEでPDFファイルを開くと、AcrobatReaderDC上でPDFが表示されるようになり、印刷可能となる。

方法2:Adobe Acrobat Reader DCの”起動時に保護モードを無効”にする

Adobe Acrobat Reader DCの”起動時に保護モードを無効”にすると、今までどおりIEでPDFファイルを印刷できるようになります。

保護モードを無効にすることでセキュリティリスクは高まりますが、ユーザーは今までどおりIEでPDFファイルを直接見られるので、利便性が高いです。

Adobe Acrobat Reader DCの保護モード無効にする手順は以下のとおり。

Adobe Acrobat Reader DCメニューから”編集”をクリック、メニュー内の”環境設定”をクリック

左側メニュー内の”セキュリティ(拡張)”をクリック、”起動に保護モードで有効にする”のチェックを外す

AcrobatReaderDCの保護モード解除

警告メッセージが表示されるので”はい”をクリック

AcrobatReaderDCの保護モード解除

環境設定の画面を”OK”で閉じる。

AcrobatReaderDCの保護モード解除

Adobe Acrobat Reader DCとIEを1度閉じて再起動すると、IE上から印刷可能となる

IEからPDFが印刷できない

まとめ

今後、Internet Explorerは衰退していくので、ブラウザは最新のEdgeやChromeなどを使った方が安全です。

しかし、Windows10の標準ブラウザがEdgeになってもInternet Explorerが残っているのは、Web業務システムなどでIEを使用している企業が多いからです。

国税庁のe-tax(Web)版も、去年まではInternet Explorerのみの対応でしたが、令和3年になってEdgeやChromeが使えるようになりました。

Windows10の大型アップデート後は意図しないトラブルが発生しています。最近、以下の記事のアクセス数が伸びているのは、20H2アップデートデート後にWindowsファイル共有の認証でトラブルが多発しているからだと思います。

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Windows10に新しい機能を追加することよりも、安定したOSであることを望むばかりです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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